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日本軍捕虜のオーストラリア人軍医を描く海外ドラマ配信、笠松将が葛藤する少佐役

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「奥のほそ道 -ある日本軍捕虜の記憶-」ビジュアル

太平洋戦争下に日本軍の捕虜となったオーストラリア人軍医の半生を描く海外ドラマ「The Narrow Road to the Deep North」。同作が「奥のほそ道 -ある日本軍捕虜の記憶-」の邦題で10月10日よりU-NEXTにて独占配信される。本作にはドラマ「TOKYO VICE」「ガンニバル」の笠松将が出演した。

本作は、2014年にブッカー賞を受賞したリチャード・フラナガンの小説「奥のほそ道」を実写化したもの。主人公は、日本軍の捕虜として泰緬鉄道の建設に従事するドリゴ・エヴァンスだ。彼を支えていたのは、故郷に残してきた禁じられた愛の記憶だった。劇中では彼の人生を通して、若き日に秘めた愛や捕虜仲間との絆、戦後に長年連れ添った妻との間に芽生える感情がつづられていく。

1940年代のドリゴに「プリシラ」のエルヴィス・プレスリー役で知られるジェイコブ・エロルディ、1980年代のドリゴに「ベルファスト」のキアラン・ハインズが扮したほか、オデッサ・ヤング、オリヴィア・デヨング、ヘザー・ミッチェル、サイモン・ベイカーも出演。フラナガンは製作総指揮にも名を連ね、「ニトラム/NITRAM」のジャスティン・カーゼルが監督を務めた。日本語吹替版には小林親弘、佐々木勝彦、田村睦心、高橋雛子、磯西真喜、郷田ほづみが参加している。

笠松が演じるのは、収容所にて捕虜たちと対峙し、命令と個人の信念の間で葛藤するナカムラ少佐。笠松は「戦争という極限の状況下で、人間はどうあるべきか。そして、その後に負った心の傷と向き合う人々の姿こそが、この作品の核となる部分だと感じています」と語った。なお彼は、日本語吹替版でも同じ役を担っている。

「奥のほそ道 -ある日本軍捕虜の記憶-」は全5話で一挙配信。

笠松将 コメント

すごく上質で最高峰のエンターテイメントです。この作品に関わったすべての人が、誰も慢心することなく、自分のやるべきことに集中して作りました。戦争という極限の状況下で、人間はどうあるべきか。そして、その後に負った心の傷と向き合う人々の姿こそが、この作品の核となる部分だと感じています。ぜひ、皆さんのタイミングで、この物語に触れていただけたら嬉しいです。

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