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後藤啓介、塩貝健人ら欧州組にU-22日本代表・大岩監督「最高基準を示してほしい」

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大岩剛監督

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8月29日、『AFC U23アジアカップ サウジアラビア2026』予選に臨むU-22日本代表のメンバーが発表された。記者会見に出席した山本昌邦ナショナルチームダイレクターと大岩剛監督はミャンマーでの3連戦に向けて、コメントを発した。

山本ND「いよいよ大岩監督の2028年『ロス五輪』に向かった戦いが始まる。今回の『U23アジアカップ』はこのような形では最後になる。『U23アジアカップ』は4年に1回の『五輪』の年だけに開催することになる。我々は『五輪』の強化のためほかの国がU23で出る中、ふたつ下のメンバーで出てしっかり育成し、8大会連続で『五輪』に出場につなげてきた。『U23アジアカップ』の結果が『ロス五輪』のポット分けに大きく影響してくるのでしっかりポジションをキープすることになる。ポットを見れば、この大会がいかに大事か認識いただけると思う。メンバーは大岩監督に迷惑をかけているのが、ラージ100人のレベルを上げるということでこういうメンバーになった」

大岩監督「来年の『U23アジアカップ』の一次予選になるが、対戦相手3か国とも特徴ある国が揃っているので、油断することなく、この『アジアカップ』の重要性を理解しているつもりなので、そのための一次予選を戦って勝って戻って来たいと思う」

U-22サウジアラビア代表に5-1、U-22ウズベキスタン代表には2-0と連勝した7月のウズベキスタン遠征の手応えを聞かれた大岩監督はこのように返答した。
「落とし込む作業は回数が必要になるので、やはり継続して我々のグループに入っている選手がより重要になってくる。前回のウズベキスタン遠征に行った選手がより洗練されていけばいいと思うし、新しい選手もそれを見ることで我々のグループのルールやタスクの理解を進めてほしいと感じている」

後藤啓介や塩貝健人の欧州組に期待することを問われると?
「彼たちに期待したいことは、同じ年代なので彼らの距離感があると思うが、今彼たちが経験しているヨーロッパの厳しさや自分の立ち位置が国内の選手たちと違うものがあると思うので、刺激を選手全員に提供してほしいし、それが我々のグループの最高基準でありたいと思う」

欧州組が最高基準を示す重要性の説明を求められた大岩監督は?
「グループの中でいろんな刺激があったり、いろんなものがグループを成長させていくと思う。今ヨーロッパで戦っている選手は我々世代のトップランナーなので、個人ベースだが、その厳しさをグループの中で示してほしい。それをどう受け取るかどう刺激を受けるかは個人。A代表もそうだが、プレーヤーの基準を示してほしい。そしてグループとしては成長過程に入っていくので、成長の材料にしてほしいし、気付きや環境を変えるきっかけになれば、グループはより大きくなるだろうし、そういうことに期待したい」

『パリ五輪』を経て、『ロス五輪』に向けてどういうチームを作っていきたいかという質問に対する大岩監督の答えはこうだ。
「時間的にほぼ3年、最終予選までは2年半、『パリ五輪』を経験したのはスタッフだけ。スタッフももちろん成長しないといけないし、選手に求めるものもサッカー界で一番高いものでなければいけない。いかにこの年代の選手に落とし込んで、リアリティを持ったものに変化させていきたいと思う。パリの時も言ったが、我々のグループは毎回同じメンバーで戦えるわけではない。いつ来ても基準の高いものを求めたいし、洗練されたグループにしたい。これからどれだけ高められるかわからないが、1回1回の活動を重要な認識を持って選手たちに成長を求め、チームがより大きなものにできれば理想的だし、何かアクシデントがあっても乗り越えていけるチームにしたい」

U-22日本代表のメンバーは以下の通り。
【GK】23濱崎知康(明治大)
1小林将天(FC東京)
12内山翔太(アルビレックス新潟)
【DF】16稲垣篤志(明治大)
15尾崎凱琉(早稲田大)
5関富貫太(桐蔭横浜大)
21小杉啓太(ユールゴーデンIF/スウェーデン)
3永野修都(ガイナーレ鳥取)
4土屋櫂大(川崎フロンターレ)
22岡部タリクカナイ颯斗(東洋大)
2松本遥翔(鹿島アントラーズ)
【MF】13保田堅心(KRヘンク/ベルギー)
6菅澤凱(国士舘大)
7山本丈偉(東京ヴェルディ)
14名和田我空(ガンバ大阪)
8嶋本悠大(清水エスパルス)
10川合徳孟(ジュビロ磐田)
【FW】17古谷柊介(東京国際大)
11塩貝健人(NECナイメヘン/オランダ)
9後藤啓介(シントトロイデンVV/ベルギー)
20ンワディケ・ウチェブライアン世雄(桐蔭横浜大)
18石橋瀬凪(湘南ベルマーレ)
19新川志音(サガン鳥栖U-18)

『AFC U23アジアカップ サウジアラビア2026』予選・U-22アフガニスタン戦は9月3日(水)、U-22ミャンマー戦は6日(土)、U-22クウェート戦は9日(火)にいずれもミャンマーヤンゴンのトゥウンナスタジアムにてキックオフ。U-22日本代表はグループ1位もしくは各グループの2位11チームの中で上位4チームに与えられる本大会出場圏を争うことになる。

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