「バレリーナ」未公開映像で空白の謎が明らかに、ジョン・ウィック幻のシーン公開
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「バレリーナ:The World of John Wick」未公開シーンのサムネイル
全国で上映中の映画「バレリーナ:The World of John Wick」。このたび映画本編に収まりきらなかった未公開シーンがYouTubeで解禁された。
シリーズ3作目「ジョン・ウィック:パラベラム」とクロスオーバーした時系列で描かれる本作。幼い頃に父を暗殺教団に殺されたイヴの新たな復讐譚が刻まれる。アナ・デ・アルマスがイヴ、キアヌ・リーヴスがジョン・ウィックを演じ、レン・ワイズマンが監督を務めた。
未公開シーンは、第3作「ジョン・ウィック:パラベラム」と第4作「ジョン・ウィック:コンセクエンス」の間に位置付けられる場面で、ジョンの“幻の姿”が収められている。左手の薬指と、亡き妻との思い出の象徴である結婚指輪を失い、身も心も満身創痍なジョン。ある船旅の途中、日本人から「次の旅を待っているでしょう。でも、少しばかり予定を変更するという連絡を受け取りました」と伝えられたジョンは「何が変わったんだろう」と日本語で返し、電話の受話器を手に取る。その相手は、自身の古巣ルスカ・ロマを仕切るディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)だった。
ディレクターは「群れから離れた1匹の羊が、私の部下を殺しながらハルシュタットに近づいている。イヴ・マカロという女よ」と伝え、イヴの行動に苛立ちを見せる。イヴは殺された父親の謎を追い、ルスカ・ロマと休戦協定を結ぶ暗殺教団の拠点・ハルシュタットに1人で乗り込んでいた。イヴの父親を知るジョンは「ハビエルの娘を殺せと?」と聞き返すが、「この旅を殺し屋に狙われることなく続けたいと思うなら、答えはイエスよ」と冷淡に返される。本シーンは、ジョンとイヴの父親が旧知の仲だったことや、なぜジョンがイヴの前に立ちはだかることになったのかという謎を明らかにしながら、「パラベラム」と「コンセクエンス」をつなぐエピソードとなっている。
※「バレリーナ:The World of John Wick」はR15+指定作品
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