「ショウ・マスト・ゴー・オン」歌舞伎版のタイトルが「歌舞伎絶対続魂」に決定！配役も明らかに

11月に東京・歌舞伎座にて上演される、三谷幸喜作・演出による新作歌舞伎のタイトルが、三谷かぶき「歌舞伎絶対続魂（ショウ・マスト・ゴー・オン）～幕を閉めるな～」に決定した。併せて配役が発表された。

三谷が主宰する東京サンシャインボーイズで初演された「ショウ・マスト・ゴー・オン」を歌舞伎化する本作には、既報の通り松本幸四郎、片岡愛之助、中村獅童が出演することが発表されていた。このたび、狂言作者花桐冬五郎役を幸四郎、座元藤川半蔵役を愛之助、山本小平太役を獅童が務めるほか、新たに油屋遊女お久役で坂東新悟、浅尾勾太郎役で中村福之助、市山赤福役で中村歌之助、篠塚五十鈴役で中村莟玉、坂田虎尾役で市川染五郎、大道具方儀右衛門役で阿南健治、骨つぎ玄福役で浅野和之、竹島いせ菊役で坂東彌十郎、頭取嵐三保右衛門役で中村鴈治郎が出演することが明らかになった。なお、三谷作品の常連である浅野と阿南は「ショウ・マスト・ゴー・オン」の過去公演にも出演している。

三谷かぶき「歌舞伎絶対続魂（ショウ・マスト・ゴー・オン）～幕を閉めるな～」は、2019年に歌舞伎座で上演された「三谷かぶき『月光露針路日本（つきあかりめざすふるさと）』風雲児たち」に続く、“三谷かぶき”の第2弾。本作は、11月2日から26日まで行われる松竹創業百三十周年「吉例顔見世大歌舞伎」夜の部にて上演される。チケットは10月14日10:00に販売スタート。