平埜生成・佐藤里菜・木口健太ら出演、江戸川乱歩原作の愛憎劇「蟲」予告＆ポスター

江戸川乱歩の没後60年を記念した3本の映画「RAMPO WORLD」から、平埜生成が主演を務めた「蟲」の予告編・ポスタービジュアル・場面写真10点が到着した。

1929年発表の中編小説をもとにした「蟲」では、対人恐怖症の青年が初恋の相手に再会することから始まる愛憎劇が展開される。「餓鬼が笑う」の平波亘が監督・脚本を担った。平埜が主人公の柾木、佐藤里菜がヒロインの芙蓉を演じ、木口健太、 北原帆夏、細川佳央、橋野純平、中山求一郎、山田キヌヲがキャストに名を連ねる。

YouTubeで公開中の予告編には、大学時代からの友人・池内に誘われ観劇する柾木の姿を収録。柾木は舞台に出演していた芙蓉に惹かれていくが、芙蓉と池内の関係を疑い始める。やがて柾木は、芙蓉を疎ましく思う謎の女・小林と手を組むことに。ポスタービジュアルには、生気を失ったような芙蓉の肩に、柾木が優しく肩に手を添えるさまが捉えられた。

「蟲」は10月17日に東京のシネマート新宿、池袋シネマ・ロサほかで公開。10月3日に「3つのグノシエンヌ」、10月31日に「白昼夢」が封切られる。いずれも乱歩の作品の設定を現代に変え、オリジナルの解釈を加えて製作された。

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