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本土最南端で奮闘する地域おこし協力隊の物語、「ひとしずく」新宿で1週間上映

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「ひとしずく」ポスタービジュアル

本土最南端に位置する鹿児島・南大隅町を舞台とする映画「ひとしずく」が、9月6日から12日まで東京・K's cinemaにて上映される。

本作の主人公は、東京生まれ東京育ちで、日々の生活に行き詰まりを感じていた坂本香澄。ある日、地域おこし協力隊の求人に心を惹かれた彼女は、田舎暮らしへの憧れと人生のリスタートを切りたいという思いから、南大隅町へ移住する。香澄は思い描いていた暮らしとのギャップに戸惑いつつも、泣き、笑い、学びながら地域に少しずつ根を張っていくのだった。

工藤成珠が地域おこし協力隊として奮闘する香澄を演じ、高浜海斗、大久保幾美、マイク、堀之内清子、有島俊一郎、東健一郎らもキャストに名を連ねた。監督・脚本・編集を担ったのは、2017年から南大隅町に住んでいる山下大裕。同町の地域おこし協力隊としての活動を経た彼は、2019年に47都道府県を巡り、200名を超える協力隊や自治体職員に取材を重ねて脚本を執筆した。YouTubeでは予告編が公開されている。

本作で長編初主演を飾る工藤は「2023年の初上映から多くの方に観ていただき、愛していただいてきたこの作品が、また新たな場所で届くこと、本当に感無量です」とコメント。山下は「地域づくりに関わる方のみならず共感いただけるポイントが多数散りばめられておりますので、映画というエンターテインメントを通して楽しみながら田舎暮らしの魅力や苦労を感じていただければ幸いです」と呼びかけた。

「ひとしずく」の配給はDYC WORKSが担う。

工藤成珠 コメント

2年前に鹿児島・南大隅町で撮影した映画「ひとしずく」が、いよいよ東京でも上映されることになりました。2023年の初上映から多くの方に観ていただき、愛していただいてきたこの作品が、また新たな場所で届くこと、本当に感無量です。私は、地域おこし協力隊として南大隅に赴任する主人公・香澄を演じています。くすっと笑えるシーンもあり、観終わったあとには心がほっとあたたかくなるような、そんな優しい作品です。劇場でお待ちしております!

山下大裕 コメント

地域おこし協力隊としての自身の実体験に加え、全国47都道府県取材で得られた様々な事例をもとに、協力隊とその周りを取り囲む自治体職員や地域住民それぞれのリアルを描きました。地域づくりに関わる方のみならず共感いただけるポイントが多数散りばめられておりますので、映画というエンターテインメントを通して楽しみながら田舎暮らしの魅力や苦労を感じていただければ幸いです。

©DYC Entertainment