映画で旅するアジア、シンガポール・香港・台湾のスリラー3作品を日本初上映
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シンガポール映画「ゲイラン」場面写真 ©2023 COPYRIGHT MM2 ENTERTAINMENT PTE LTD J TEAM PRODUCTIONS PTE LTD
アジアのスリラー映画3作品を日本初公開する「映画で旅する ASIAN THRILLER 特集」が、明日9月5日より東京・シネマート新宿にて2週間限定で開催される。
上映されるのは、シンガポール発のクライムアクションスリラー「ゲイラン」、香港発のサイコスリラー「シャドウズ」、台湾発の超常現象サスペンス「リンウー 靈語 ─超常捜査─」。シンガポールの歓楽街を舞台にした「ゲイラン」は、5人の登場人物の人生が複雑に交差する物語だ。若く美しい娼婦の失踪をきっかけに、恋人、たばこ売り、売春宿のポン引き、臓器を探す医師、社会支援弁護士が血みどろの追跡劇を繰り広げる。マーク・リー(李国煌)、パトリシア・リン(林映唯)らが出演した。
「シャドウズ」では、人間の善と悪に切り込むストーリーが展開する。あるソーシャルワーカーが家族を虐殺し、自ら出頭する事件が香港で発生。法医学精神科医のチョイは、生まれつきの特別な能力で、殺人犯の潜在意識の空間から「事件の中の事件」の存在に気付く。ステフィー・タン(鄧麗欣)、フィリップ・キョン(姜皓文)、ツェ・クァンホー(謝君豪)、ベン・ユエン(袁富華)らが出演している。
「リンウー 靈語 ─超常捜査─」は、台湾の警察官ジーカイと小学校教師である姉メイジェンを軸としたサスペンス。ジーカイが児童連続殺人事件の捜査にあたる中、メイジェンは娘を何者かに誘拐され、誘拐犯から「1年前に何をしたか、思い出せなければ娘は死ぬ」という“宿題”を告げられる。キャストには「親愛なる君へ」のジェイ・シー(是元介)、「紅い服の少女 第二章 真実」のレイニー・ヤン(楊丞琳)、「血観音」のウー・カーシー(吳可熙)らが名を連ねた。
YouTubeでは予告編が公開中。なお「映画で旅する ASIAN THRILLER 特集」は、ほかの劇場でも順次行われる予定だ。