アジア映画を中心とした上映企画が大阪で開催、ジョナサン・リー監督作など21本
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「OSAKAシネマスケープ2025」ビジュアル
アジア映画を中心とした全6回の連続上映企画「OSAKAシネマスケープ2025」が、2025年10月から12月まで大阪・中之島美術館で開催される。このたび6プログラム・21作品のラインナップが発表された。
現在開催されている第21回大阪アジアン映画祭(OAFF2025)の関連イベントとして実施される本企画。日本初上映となる長編2作品は、「私立探偵」のジョナサン・リーによる1990年代の中国で実際に起きた事件をもとにしたサスペンス「第八の容疑者」、香港の街をゴミ収集作業員の目から見つめたドキュメンタリー「十方の地」がラインナップ。日本初上映の短編作品として、ブータン映画「アイ、ザ・ソング」のデチェン・ロデルが監督を務めた「三年と三月と三日」、第19回大阪アジアン映画祭のグランプリ受賞者であるラグワドォラム・プレブオチルが手がけたモンゴル映画「マウンテン・キャット」がスクリーンにかけられる。
また第20回ヴァルナ国際アニメーション映画祭でグランプリを受賞した村本咲の短編「パーキングエリアの夜」、前回に続き韓国インディペンデントアニメーション協会の協力によるシリーズ「花開くコリア・アニメーション」の新作10本を一挙上映。キュレーターを招いたトークも実施予定だ。そのほか、これまでのOAFF入選短編から、ダンスボーカルグループ・M!LKが主演したロードムービー「cycle-cycle」、パン・カーインが監督を担った短編「姉ちゃん」、そして「二度と一緒にさまよわない」「燕は南に飛ぶ」「シャングリラに逗留」「オン・ア・ボート」が再上映される。
チケットは1プログラムにつき一般が税込1000円、22歳以下が500円。teketでオンライン販売されるほか、会場の窓口でも各上映日の12時30分から購入することができる。全ラインナップ・スケジュールは下記の通り。
第21回大阪アジアン映画祭関連企画「OSAKAシネマスケープ2025」開催概要
2025年10月~12月(全6回)大阪府 大阪中之島美術館 1Fホール
プログラムA
2025年10月11日(土)13:00~、12日(日)15:00~
上映作品
- シャングリラに逗留
- オン・ア・ボート
- マウンテン・キャット
プログラムB
2025年10月11日(土)15:00~、12日(日)13:00~
上映作品
- CYCLE-CYCLE
- 三年と三月と三日
- 姉ちゃん
プログラムC
2025年11月15日(土)13:00~、16日(日)15:00~
上映作品
- パーキングエリアの夜
- 燕は南に飛ぶ
- 二度と一緒にさまよわない
プログラムD「花開くコリア・アニメーション2025」
D-1:2025年11月15日(土)15:00~
D-2:2025年11月16日(日)13:00~
上映作品:D-1 私の恋(5作品)
- 生の喜び生きる喜び
- 私の母の物語
- 木の家
- The Popstar Water Deer and I
- New World Tour
上映作品:D-2 私のヒーロー(5作品)
- 32番 巨大コイ
- Entity
- REDMAN
- 母の家
- ヤッホー
プログラムE
2025年12月27日(土)13:00~、28日(日)15:30~
上映作品
- 十方の地
プログラムF
2025年12月27日(土)15:00~、28日(日)13:00~
上映作品
- 第八の容疑者