山田裕貴×古田新太「ベートーヴェン捏造」新映像、若造が“小汚いおじさん”の虜に
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「ベートーヴェン捏造」場面写真
山田裕貴が主演を務め、古田新太と共演した映画「ベートーヴェン捏造」の本編映像の一部がYouTubeで公開。主人公シンドラーがベートーヴェンと出会いを果たすシーンが収められている。
かげはら史帆のノンフィクション書籍をもとに、バカリズムが脚本を手がけた本作。ベートーヴェンの秘書であるシンドラーが、彼のイメージを下品で小汚いおじさんから聖なる天才音楽家へと“捏造”するさまが描かれる。山田がシンドラー、古田新太がベートーヴェンを演じた。
映像には、シンドラーが少年時代から憧れていたベートーヴェンを見つける場面が映し出される。彼はベートーヴェンが“ちっちゃくて小汚い中年男性”だと思うも、「あんなに小汚いおじさんが、あの素晴らしい名曲の数々を生み出したなんて!」と逆に感動を抱く。さらに声を掛けるも無視されたシンドラーが、「俺みたいな見ず知らずの若造なんて、目も合わせてもらえないんだ……。なんだよこいつ、大物ぶりやがって!」などと心の中で悪態をつく一幕も。しかしベートーヴェンが耳を患っていたことを思い出したシンドラーは、差し出された会話帳で思いを伝え、ベートーヴェンと握手。「少しニュルッとしていたけど……うれしかった! この瞬間、私は魔法にかかったかのように、彼の虜になった」というモノローグも確認できる。
「かくかくしかじか」の関和亮が監督を務める「ベートーヴェン捏造」は、9月12日より全国で公開。染谷将太、神尾楓珠、前田旺志郎、小澤征悦、生瀬勝久、小手伸也、野間口徹、遠藤憲一らもキャストに名を連ねた。
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