カフカ原作のオペラ「変身」14年ぶり上演、多彩な音楽と上村聡史の新演出で
ステージ
ニュース

オペラシアターこんにゃく座公演「オペラ『変身』新演出」チラシ表
オペラシアターこんにゃく座公演「オペラ『変身』新演出」が、9月14・15日に東京・新国立劇場 小劇場、20日から23日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演される。
本作は、フランツ・カフカ「変身」の物語を軸に、カフカの日記や手紙、チェコ・プラハの街並みや時代の空気感を織り込んだ台本、そしてシャンソンやブルース、ポップソングなどの多彩な音楽で紡がれるオペラ。全17場面で構成され、各場面に「ロマンス」「スケルツォ」「マーチ」、そして「出発」などのタイトルが付けられている。
山元清多が台本、林光が作曲を手がけた同作は、1996年に「セールスマンKの憂鬱」という名で初演された。その後「変身」に改題され、1998年に再演、2009年にプラハ含むヨーロッパ公演、2011年に山元清多追悼・こんにゃく座創立40周年記念公演が行われた。約14年ぶりの上演となる今回は、上村聡史が新演出を担当。出演者には北野雄一郎、髙野うるお、鈴木裕加、入江茉奈、沢井栄次、豊島理恵、熊谷みさと、西田玲子、沖まどか、泉篤史、金村慎太郎が名を連ねている。
%play_3470_v2%