あいち国際女性映画祭が9月11日から開催、三島有紀子ら登壇ゲスト多数
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「第30回あいち国際女性映画祭2025」ロゴ
第30回あいち国際女性映画祭2025が、9月11日から15日にかけて愛知・愛知県女性総合センター(ウィルあいち)とミッドランドスクエア シネマで開催される。
世界各国・地域の女性監督による映画や、女性に着目した作品を集め、上映企画やトークイベント、映画と連動したシンポジウムなどを行う本映画祭。30回目の今年は、フランスのクレテイユ国際女性映画祭と韓国のソウル国際女性映画祭からゲストを招く国際シンポジウム「わたしたちの今」も開催され、アンバサダーに就任した映画監督・三島有紀子とともに女性監督の歩みや女性映画祭がつなぐ未来について意見を交わす。
韓国映画「済州島四・三事件 ハラン」の上映後には、監督のハ・ミョンミ、キャストのキム・ヒャンギ、プロデューサーのヤン ヨンヒが参加するトークイベントを実施。さらに「金子文子 何が私をこうさせたか」の監督・浜野佐知と主演・菜葉菜、「わたしの頭はいつもうるさい」の監督・宮森玲実とキャストの藤田朋子、「長い散歩」を手がけた奥田瑛二とエッセイストの安藤和津らも登壇する。三島の監督作「繕い裁つ人」上映時には、主演を務めた中谷美紀のビデオメッセージが届けられる予定だ。
またクレテイユ国際女性映画祭とソウル国際女性映画祭で上映された作品が日本初上映される企画が行われるほか、世界初の女性監督アリス・ギイのドキュメンタリー「映画はアリスから始まった」や熊谷博子の監督作「日本初の女性映画監督 坂根田鶴子を追って/開拓の花嫁」などをラインナップした特集「女性監督の先駆者たち」も実施。9月14日にはドキュメンタリー部門、アニメーション部門、ドラマ部門を合わせた3部門のフィルムコンペティションが行われ、審査員長の奥田瑛二により授賞式でグランプリと観客賞が発表される。
ウィルあいちの作品別チケットは、一般の前売り券が1000円、当日券が1300円、障害者・子供・学生が600円。ミッドランドスクエア シネマの作品別チケットは、前売り・当日共通で一般が1300円、障害者・子供・学生が600円となる。上映スケジュールなど詳細は映画祭の公式サイトで確認を。
「第30回あいち国際女性映画祭2025」開催情報
開催日時・会場
2025年9月11日(木)~15日(月・祝)
愛知県 愛知県女性総合センター(ウィルあいち)、ミッドランドスクエア シネマ
作品別チケット料金
ウィルあいち:前売り券 1000円 / 当日券 1300円 / 障害者・子供・学生 600円
ミッドランドスクエア シネマ:前売り・当日券 1300円 / 障害者・子供・学生 600円
上映作品
- 金子文子 何が私をこうさせたか
- 済州島四・三事件 ハラン
- 日々 福島のルワンダカフェから
- 長浜
- ザ・ティーチャー
- わたしの頭はいつもうるさい
- ふたりの青い心線
- 永遠の故郷ウクライナを逃れて
- 映画はアリスから始まった
- 日本初の女性映画監督 坂根田鶴子を追って/開拓の花嫁
- 未亡人
- リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界
- ウォーター・サーフィス
- 強くなるとき
- サントーシュ
- トラフィック
- ラブ・ライズ
- 繕い裁つ人
- 長い散歩
- きみの色
- 家出の決意
- 苦悩のリスト/あの家は黒い