アメリカに核兵器が発射される「ハウス・オブ・ダイナマイト」10月に劇場公開&配信
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Netflix映画「ハウス・オブ・ダイナマイト」場面写真
「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」で知られるキャスリン・ビグローの新作「ハウス・オブ・ダイナマイト」が10月10日に一部劇場で公開。10月24日からNetflixで独占配信される。
本作は壊滅的な被害をもたらす可能性のあるミサイルが、アメリカに向けて発射される“ありふれた1日”を描いたポリティカルスリラー。タイムリミットが刻一刻と迫る中、発射の背後にいる人物は誰なのか、真実を暴く使命を帯びた米国政府高官、専門家、軍人たちの姿を描く。
イドリス・エルバ、レベッカ・ファーガソン、ガブリエル・バッソ、ジャレッド・ハリス、トレイシー・レッツ、アンソニー・ラモス、モーゼス・イングラム、ジョナ・ハウアー・キング、グレタ・リー、ジェイソン・クラークらが出演。脚本は「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」やNetflixシリーズ「ゼロデイ」のノア・オッペンハイムが手がけた。
初披露となった第82回ヴェネツィア国際映画祭の会見で「題材と物語には絶対的な情熱を注ぐ」「心から信じられるものでなければならない」と話したビグロー。2017年製作の「デトロイト」以来8年ぶりとなる長編の今作では、核ミサイル攻撃の危機に直面するアメリカを多角的な視点で描いた。
会見ではこの主題を選んだ理由について、「核兵器をめぐる現状は地球規模の問題です。そしてもちろん、望みは薄いながら、いつか核兵器の削減が実現することを願っています」「しかし現実は、まさにダイナマイトの家の中に住んでいるようなもの。だからこそ、この情報を世に広めたいと思ったのです」と語っていた。
「ハウス・オブ・ダイナマイト」はティザー予告がYouTubeで公開中。
(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)
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