『トロン:アレス』キャスト&監督がデジタル撮影の裏側を語る特別映像公開
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『トロン:アレス』 (C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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すべて見る10月10日(金)に公開される映画『トロン:アレス』より、最新映像が公開された。
本作は、世界で初めて長編映画としてCGを本格導入した映画『トロン』シリーズの最新作。1982年に公開された『トロン』やその続編の『トロン:レガシー』では、“現実世界”の人間がデジタル世界へと足を踏み入れる様子が描かれた。最新作『トロン:アレス』では、デジタル世界の“超高度AIプログラム”が現実世界へと襲来する。
現実世界でAIプログラムの実体化が成功し、開発された人型AIアレス。“彼”は圧倒的な力とスピード、優れた知能を持ち、倒れても何度でも再生可能という、まさに最強のAI兵士だった。制御不能となったAIたちは暴走を始め、デジタル世界が現実世界を侵食していく。そして、現実世界で“人間”を知ったアレスにもある異変が起きる。果たしてアレスは人類の救世主となるのか。

公開された映像はヨアヒム・ローニング監督のインタビューから始まる。彼が「従来の撮影法が通用しない作品」と語る通り、現実のセットを撮影するだけでも、CG合成用のグリーンバックで撮影するだけでもない“本作だけ”の撮影手法が用いられたようだ。バンクーバーで行われたライトサイクルの走行シーンは実際に夜間の街を6週間にわたって閉鎖し、撮影を敢行。生々しい“現実世界”の光景に、最新のデジタル映像が侵食するように組み合わさった映像が完成した。
最強AI兵士アレスを演じるジャレッド・レトは「『トロン』が大好きだ。子どもの頃にこの映画を観て、そして今、そこに立っている自分がいる」と笑みを見せる。そして映像の後半には、本作の象徴でもある名優ジェフ・ブリッジスが登場。第1作目『トロン』からケヴィン・フリンを演じているブリッジスは「オリジナルから『トロン:アレス』への進化は本当に素晴らしい。アレスは、生きることを望むプログラム」と語り、オリジナルの『トロン』を思わせるデジタル世界に彼が立つショットも収録されている。さらには彼が音楽を手がけるナイン・インチ・ネイルズ(トレント・レズナー&アッティカス・ロス)を紹介する場面も。映像、音楽、俳優の演技、そしてストーリーと見どころの多い作品になりそうだ。
『トロン:アレス』特別映像(キャスト&監督が明かす制作の裏側)
<作品情報>
『トロン:アレス』
10月10日(金)日米同時公開
(C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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