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“モーツァルトの再来”と絶賛されるツォトネ・ゼジニゼ、来日公演が決定

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ジョージア出身15歳の天才ピアニスト、ツォトネ・ゼジニゼは世界的なピアニストとして名高いエリソ・ヴィルサラーゼを親戚に持つ音楽一家に育ち、幼少期から演奏のみならず作曲にも目覚め、自作曲はその深い心情を感じられる独特の世界を表現している。

日本でも2023 年6月、NHK 「E テレ」ドキュメント番組『無調の輝き~現代音楽に魅せられた少年~』で紹介され大きな反響を呼んだ。

2022年から3年連続で格式高いヴェルビエ音楽祭にソリストとして招待され、バレンボイムから「21世紀のモーツァルト」と評されたことで話題に。2024年には、2度にわたりサイモン・ラトル指揮バイエルン放送交響楽団と共演。ルツェルン音楽祭への出演など、世界トップ・ソリストとしての地歩を固めつつある。2025年8月ベルリンコンツェルトハウスでヤングユーロクラシックに出演、ドイツ公共放送が「現代最高の才能のひとり」と紹介した。

今年は、ザルツブルク・モーツァルト音楽祭で世界初演された委嘱作品「交響曲第1番」は、多くの聴衆や共演者に衝撃を与え、作曲家としても大絶賛された。その確かな技巧と豊かな表現力が評価され、6月に新日本フィル定期演奏会ソリストとしての来日を果たしたことは記憶に新しい。

ツォトネの演奏は、育ってきたジョージアの自然と純粋無垢で感性豊かなアーティスト性が反映され、どれも心に響かせる作品ばかりだ。

彼がピアノで奏でる曲のほとんどは、機能的な和声や調性から解放される「無調音楽」だ。ツォトネの純粋無垢で無邪気な子どもらしさ、愛らしさ。また幼くして母を失い実の父とも離れて暮らす、家庭の複雑な現実から垣間見ることができる哀愁や切なさまで、多彩な響きを感じることができる。

そしてその旋律は、まるで私たちの人生そのものを表現しているようで、どんな人の心にも響く音楽といえる。「無調」ゆえに先入観や音楽のジャンルにとらわれず、ナチュラルな直感で聴き入ることができるツォトネの曲が、たくさんの人の耳に触れることを、ただ願っている。

2024年の日本初公演、2025年6月に開催された新日本フィルハーモニー交響楽団 第664回定期演奏会に続き、今秋11月、東京、名古屋、高崎、福岡においてピアノリサイタルが決定した。今回の公演は、世界で活躍し日本でも脚光を浴びはじめている次世代アーティスト、ツォトネの生演奏を堪能できる、絶好の機会になる。

ツォトネ・ゼジニゼ
ピアノリサイタル

■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2560416

11月5日 (水) 開演 19:00
東京オペラシティコンサートホール
問合せ:03-6851-5966(コンサート・ドアーズ チケットセンター)

11月8日 (土) 開演 15:00
高崎芸術劇場 音楽ホール
問合せ:03-6851-5966(コンサート・ドアーズ チケットセンター)

11月12日 (水) 開演 19:00
福岡シンフォニーホール
問合せ:092-725-9112(アクロス福岡チケットセンター)

11月14日 (金) 開演 18:45
電気文化会館 ザ・コンサートホール
問合せ: 052-241-8118(CBCテレビ事業部)

演奏予定曲目
L・V・ベートーヴェン:ピアノソナタ第28番イ長調op.101
ツォトネ・ゼジニゼ:自作曲
J.ブラームス:ピアノソナタ第3番へ短調0p.5
F・シューベルト:ピアノソナタ第20番イ長調D959
※会場によって異なります、詳細は各公演詳細をご確認ください。

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