山﨑賢人がノブ役の醍醐虎汰朗に「千鳥さんじゃん!」、土屋太鳳は3作目に祈り込める
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Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン3グローバルファンイベントの様子。前列左から山﨑賢人、土屋太鳳、後列左から須藤理彩、池内博之、醍醐虎汰朗
Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン3のグローバルファンイベントが本日9月11日に東京・ベルサール渋谷ファーストで行われ、キャストの山﨑賢人、土屋太鳳、磯村勇斗、三吉彩花、毎熊克哉、須藤理彩、池内博之、玉城ティナ、醍醐虎汰朗、玄理、吉柳咲良、賀来賢人、監督の佐藤信介が登壇した。
麻生羽呂によるマンガを実写化した「今際の国のアリス」は、山﨑演じるアリスや土屋扮するウサギが“今際の国”からもとの世界に戻るため、命懸けの“げぇむ”に挑むサバイバルアクション。今作では、死後の世界を研究している男・リュウジに導かれたウサギが姿を消したことから、アリスが再び“げぇむ”に挑むさまが描かれる。賀来がリュウジに扮した。
山﨑は「シーズン3まで作れるとは考えていなかったので、幸せで光栄です。世界中の人に楽しんでもらえる作品を日本から発信できるのがうれしいです」と、土屋は「シーズン3をお届けできると思うとうれしいけれど、ちょっと寂しい気持ちです。パワーアップした3をぜひ楽しんでください!」と笑みをこぼす。2人とともにシーズン1から出演している三吉は「何年、アリスとともに時間を過ごしてきたんだろう?」としみじみと振り返り、「賢人くんも、太鳳ちゃんも、スタッフさんもそうですが、アリスの現場ってチーム感がすごくあるんです。今回は今までとは違った役目で参加しているので、緊張していたんですが、皆さんを信じて臨めました」とコメント。佐藤は「1本目を作る前から、シーズン3ぐらいまでは作りたいなと話していたんです。夢のようなことが現実になっている。人生の一部をアリスとともに歩んできたなと思っています」と伝えた。
シーズン3から参加となった賀来は「山﨑くんと太鳳ちゃんの現場の居方が本当にいいんですよ。力が抜けてるんだけど、本番になるとバチっと変わって。ハードな現場なので普通ならピリピリしたりもするんですけど、2人の空気が伝染して、リラックスした空間でした。すごく勉強になりました!」とたたえる。同じく今シーズンから初参加となった玉城は「今までで一番緊張して臨んだ作品でした。最初のシーンでNGを出しまくってしまって。でも温かく迎えてくれました」と感謝。醍醐は山﨑との初対面を振り返り「賢人くんに初めて会う日は緊張していたんです。“山﨑賢人ドンピシャ世代”で、出演していた恋愛映画を観に行かせていただいていたので。実際、お会いしたら『おはよう! ノブ役だよね! 醍醐でノブで千鳥さんじゃん!』ってめっちゃフランクに話しかけてもらいました」とうれしそうに報告した。
イベント中にはキャストが撮影を思い返す場面も。須藤が「撮影中は当然CGがまだなくて、見えないものから一生懸命逃げたり、恐怖したりそういう日々でした」と言うと、池内も「昼夜逆転だったので、夜中に走ったり、アクションしてましたね」と続く。吉柳は「撮影をしていたときは19歳だったんですが、10代だったからか夜中の撮影が楽しくて! 誰よりも元気だった記憶があります」と述懐。玄理は「昼夜逆転して撮影をしているので、撮影後にみんなでごはんを食べに行くのが難しかったんです。みんな健康に気を使っていたので、各自で電気鍋を買って、ホテルのお部屋で食べてました」と明かした。
前作に引き続きバンダとヤバを演じた磯村と毎熊。「2人が暗躍するのでは?」と司会から問われると、磯村は「なかなか言えないことが多くて。いろんなとこからひゅっと出てきます(笑)」と、毎熊は「ヤバはずっとヘラヘラしてます。なんでかは言えないんですが」と期待を煽る。そんな2人に「本作に登場するキャラクターの中でバディを組むなら?」という質問が飛ぶと、磯村は「新しいキャラも登場してますけど、ここ(バンダとヤバ)は離れられないので」と返し、毎熊も「(自分も)バンダかな」と相思相愛の様子を見せる。
最後に土屋は「シーズン3は総括でありスタートです。たくさんの愛情と技術と祈りを込めました。受け取ってください!」とコメント。山﨑は「大切で大好きな作品で、みんなで一緒に力を込めて作りました。1、2を超えるシーズン3になっているので、楽しみにしていただけたらうれしいです」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。
「今際の国のアリス」シーズン3は、9月25日より世界独占配信。
©麻生羽呂・小学館/ROBOT