大駱駝艦・梁鐘譽が「春の祭典」で“よく知らないもの”との遭遇から生まれる物語描く
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大駱駝艦 壺中天 舞踏公演 梁鐘譽「春の祭典」チラシ表
大駱駝艦 壺中天 舞踏公演 梁鐘譽「春の祭典」が10月28日から11月3日まで東京・壺中天にて上演される。
これは大駱駝艦の舞踏手である梁鐘譽が振鋳・演出・美術を手がける新作公演。上演に向けて梁は「ラジオの周波数を合わせ続けている黒いモノは謎の光を追いかけていく。その謎の光は不思議な時空間を作り出し、そこに正体不明の人物たちが召喚される。黒いモノの前に現れたその正体不明の人物たちは一体誰でしょうか。本作には約110年前の作品『春の祭典』でヴァーツラフ・ニジンスキーが見せてくれたクリエイターが持つべき精神を込めています。また『惑星ソラリス(アンドレイ・タルコフスキー)』という映画作品からインスピレーションを受けています。惑星ソラリスは謎めいた力を持つ海と雲に覆われた惑星で、その惑星を覆う海そのものが知性を持つ巨大な有機体であり、その海が宇宙ステーションにいる人間の寝ているあいだに、その心の奥にあるものを実体化し、目の前に出現させる話です。我々の心の奥にある自分もよく知らないものが現れ、そのものと対面した時にどんな物語が生まれるでしょう。ぜひご覧ください」とコメントした。
出演者には藤本梓、齋門由奈、谷口舞、谷口美咲子、石井エリカ、椿野真世が名を連ねた。チケットの一般前売りは9月20日10:00にスタート。
大駱駝艦 壺中天 舞踏公演 梁鐘譽「春の祭典」
開催日程・会場
2025年10月28日(火)〜11月3日(月・祝)
東京都 壺中天
スタッフ
振鋳・演出・美術:梁鐘譽
監修:麿赤兒
出演
梁鐘譽 / 藤本梓 / 齋門由奈 / 谷口舞 / 谷口美咲子 / 石井エリカ / 椿野真世