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福士蒼汰×福原遥ダブル主演『楓』本予告公開 宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗(Travis Japan)らの出演も決定

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『楓』本ポスタービジュアル (C)2025 映画『楓』製作委員会

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スピッツの同名楽曲を原案に、福士蒼汰と福原遥のダブル主演で贈る映画『楓』の本予告が公開された。

「楓」は、1998年にリリースされた8thアルバム『フェイクファー』の収録曲で、ボーカルで作詞・作曲も担当する草野マサムネが綴る歌詞と心揺さぶるメロディが、聴く人それぞれに寄り添い、大切な人との別れや想い出を包み込む。

本作で監督を務めるのは、多様な恋愛映画を手がけてきた行定勲。『世界の中心で、愛をさけぶ』に続く令和を代表するラブストーリーに挑む。脚本は髙橋泉、そして音楽は優れた楽曲を CM・映画・ドラマなど多方面に提供するYaffleが担当する。

公開されたのは、双子の弟・恵を失った兄・涼(福士蒼汰)と、恵の愛する恋人・亜子(福原遥)、ふたりの切ない運命とストーリーの詳細が明らかとなる本予告。併せて、ふたりを支える友人役として、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗(Travis Japan)、涼・恵の両親役で大塚寧々、加藤雅也が出演していることが発表された。

宮沢氷魚

須永恵と恋人の木下亜子は、共通の趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せに暮らしている。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした兄・須永涼だった。1カ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去る。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまう。亜子を悲しませないように“恵”として振る舞う涼は、本当のことを言えずにいた。

幼なじみの梶野(宮沢氷魚)だけが真実を知り涼を見守っていたが、カメラマンとして働く涼のアシスタントで後輩の日和(石井杏奈)、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗)が、違和感を抱き始める。二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼。「俺がずっとそばにいる」いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていた。一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があった。

石井杏奈
宮近海斗(Travis Japan)

予告編では、幸せあふれるふたりの日常がいくつも切り取られる一方で、病院で沈む表情の亜子や、「俺、間違ってたのかな」と葛藤する涼など、大切な人を失った悲しみの中で自分の想いに揺れる主人公たちの姿が散りばめられている。また、「楓」の印象的なサビ「さよなら 君の声を抱いて歩いていく」とともに映し出される美しい満天の星は、主人公たちに訪れる儚い運命を予感させる。

さらに、涼と亜子が唇を寄せあう本ビジュアルも公開。夜が明けた瞬間の神秘的な朝日を背景にしたキスシーンが、「さよなら 君の声を抱いて歩いていく」という「楓」のフレーズとともに美しく切り取られており、哀しげな本作を象徴する仕上がりとなっている。

<追加キャスト コメント>
■宮沢氷魚:梶野茂 役
子どもの頃からスピッツさんの楽曲は大好きでしたが、「楓」は、大人になるにつれ、曲の深みやメッセージを理解できてから、より好きになった曲です。台本を初めて読んだ時、自分が梶野を演じることも忘れて、一読者としてすごく感動しました。梶野というキャラクターは、不器用で感情を表に出すのが得意じゃない人物で、福士蒼汰さん演じる双子の涼と恵とは、子どもの頃から一緒に成長してきた一番の理解者です。彼は一見強く見えますが、実はすごく繊細で、そのギャップがとても魅力的なキャラクターだと感じました。福士さんとの共演は今回がはじめてでしたが、気さくに声をかけてくださり、昔から友だちだったような感覚で撮影を楽しむことができました。

■石井杏奈:遠藤日和 役
これまでの生活の中にあふれていた、スピッツさんの楽曲。大人になってからその魅力を改めて感じていて、大好きな曲がたくさんあります。本作の台本には、登場人物それぞれが持つ心の矢印や、一生懸命に今を生きる姿が描かれており、「楓」の世界観、そして優しいスピッツさんの世界観が反映された、とても人間味のある素敵な物語だと感じました。私が演じた日和という役は、自分に正直で人に対しても真っ直ぐ。自分を肯定していて心の思うままに生きる魅力的な人です。すごく大らかな福士蒼汰さんとは、撮影中たくさんお話しさせていただき、福士さん演じる涼君と日和の関係性がより深まったと思います。同じ歳の福原遥さんとは2回目の共演で、変わらない優しさで現場はとても和やかでした。

■宮近海斗:辻󠄀雄介 役
オファーを受けた際、スピッツさんの「楓」から生まれた物語と聞き、出演を即決しました。脚本を読み、登場人物の情景や、変わっていく景色の中でそれぞれが迎える結末にたどり着いたとき、本当の愛に気づく物語なのだと思いました。雄介はすこしとぼけているというか、その人の意図しない部分を汲み取ってしまうキャラクターで、演じるうえで行定監督からも「天然な感じでいいよ」とアドバイスをいただきました。難しかったのは料理をすること。“料理ができる感”と“店長感”を出せるか不安でしたが、周りのスタッフさんが僕の表現を褒めてくださり嬉しかったです。映画への出演は今回がほぼ初めてで、短い期間でしたが、撮影現場でさまざまなことを吸収でき、とても実りのある経験になりました。

『楓』本予告映像(90秒)

<作品情報>
『楓』

12月19日(金)公開

公式サイト:
https://kaede-movie.asmik-ace.co.jp

(C)2025 映画『楓』製作委員会