小林薫×戸塚純貴W主演「ホウセンカ」、ceroの楽曲とともに花火上がる冒頭映像

小林薫と戸塚純貴がダブル主演を務めるアニメ映画「ホウセンカ」の冒頭映像がYouTubeで公開された。

「オッドタクシー」の木下麦が監督・キャラクターデザイン、此元和津也が原作・脚本を担いタッグを組んだ本作は、死にかけのヤクザ・阿久津実が起こす大逆転を描く物語。無期懲役囚の阿久津は、人の言葉を操るホウセンカから声を掛けられ、自身の過去を振り返っていく。小林と戸塚が阿久津の現在と過去を演じ、阿久津のパートナー・永田那奈に満島ひかりと宮崎美子が声を当てた。ピエール瀧はホウセンカに息を吹き込んでいる。

このたび公開された約7分間の映像は、刑務所で孤独に死を迎えようとしていた阿久津にホウセンカが声を掛けるシーンで幕開け。「お前たちが来た日のこと、よく覚えてるぜ」というホウセンカの言葉をきっかけに、過去の阿久津と那奈の日常が映し出され、オープニングテーマであるceroの「Moving Still Life」とともに大輪の花火が夜空に打ち上げられるさまが収められた。

スタジオCLAPが企画・制作した「ホウセンカ」は、10月10日に東京・新宿バルト9ほか全国で公開。安元洋貴、斉藤壮馬、村田秀亮（とろサーモン）、中山功太が声のキャストに名を連ねた。

©此元和津也／ホウセンカ製作委員会