藤本タツキと米津玄師が初対面、劇場版「チェンソーマン レゼ篇」語る対談映像が解禁
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劇場版「チェンソーマン レゼ篇」藤本タツキと米津玄師の対談映像より
劇場版「チェンソーマン レゼ篇」の原作者であるマンガ家の藤本タツキと、主題歌&エンディングテーマを担当した米津玄師の対談映像がYouTubeで解禁。初対面の2人は創作への情熱や秘められたエピソードを語り合った。
「チェンソーマン」は悪魔を身に宿した少年デンジが、デビルハンターとして活躍するダークヒーローアクション。テレビアニメの最終回からつながる劇場版では、デンジが憧れのマキマとのデートに浮かれている中、カフェで働く少女レゼと出会ったことから物語が展開していく。テレビシリーズのオープニングテーマ「KICK BACK」に続き、米津は主題歌「IRIS OUT」と宇多田ヒカルとタッグを組んだエンディングテーマ「JANE DOE」を提供した。
藤本作品のファンという米津は「自分も子供の頃にマンガ家になりたかった人間なので、ほとんど歳も変わらない人が、これだけ衝撃的なものを描いているという事実に、ものすごく刺激を受けたというか。音楽とジャンルは違いますけど、負けてられないというか、自分もがんばらなきゃみたいな気持ちになったのをすごく覚えています」と伝える。
一方の藤本は、学生の頃から米津の楽曲の大ファンだったそう。「作品のガイドラインとなるような曲をたくさん作っていらっしゃると思っていて」とその印象を述べつつ、「KICK BACK」については「いい意味でチャランポランな部分も入ってて、めっちゃいい曲になってるなって思いました」と語っている。
対談の後半では、「IRIS OUT」「JANE DOE」の制作秘話や、子供のころに触れたマンガと本の話題も。対談は同世代ならではの親近感と共通の感性で大いに盛り上がった。
𠮷原達矢が監督を務めた劇場版「チェンソーマン レゼ篇」は全国で公開中。10月4日からはMX4D、4DX、Dolby Cinemaでも上映される。声のキャストには戸谷菊之介、井澤詩織、楠木ともり、坂田将吾、上田麗奈が名を連ねた。封切りから9月22日までの4日間の成績は、観客動員数98.6万人、興行収入15.2億円を記録している。
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