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ターゲットは3連覇! 開幕戦で4万人集客!! BL東京の大いなる挑戦!!!

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(写真左より)眞野泰地(東芝ブレイブルーパス東京)、佐々木剛(同)

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ターゲットは3連覇だ。10月16日、東芝ブレイブルーパス東京が定例会見を行った。トッド・ブラックアダーHCとともにプレシーズンキャプテンに任命されたFL佐々木剛、CTB眞野泰地が登壇し、『NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26』の抱負を語った。

ブラックアダーHC「昨年優勝して、オフシーズンを迎えて重要事項があった。より強力なスコッドにするためにどんな選手を取るか、その選手を強化するためにコーチングスタッフをどうするか、もとからいる選手をより成長させるためにどう生かすかを考えてきた。自分たちのスタイル、DNAを理解した上で連覇できたが、まだまだポテンシャルがある、伸びしろがあると思うので伸ばしていきたい。オフシーズンのアイデアをこのプレシーズンに生かしている。より一層のフォーカスが必要なスクラムにも力を入れてやっている。
我々は特別なチームとして特別なチャンスがあると自覚はしている。2連覇したチームにしか、3連覇に挑戦する権利は与えられない。素晴らしい権利を過去2年で得た。3連覇のチャンスはもう二度と来ないかもれないと思いながら、今季みんなで立ち向かっていこうと非常にワクワクしている。3連覇というチャレンジ、旅路を自分たちだけではなく、会社、スポンサー、メディア、選手・スタッフの家族、地域のコミュニティー、みんな一緒に立ち向かい3連覇を達成できればと思っている」

眞野「例年と変わらず自分たちのラグビーを表現したいと思うのと、去年以上にいいラグビーを展開したい。目の前のことに集中して取り組み、去年は敢えて2連覇という言葉を使わずにシーズンを戦ったが、今年は3連覇の掛かった大切な年、それを意識することも大切だという話がトッドからあったので、3連覇に挑戦するプレッシャーも楽しみながら挑戦したい」

佐々木「泰地が言ったことがすべてだが、僕として付け加えると、何人かメンバー、コーチが変わっている中、プレシーズンを使ってファンダメンタルにすごくフォーカスしている。3連覇するために重要なピースだと思うし、シーズンにつながってくればと思っている」

ブラックアダーHCはキャプテンをはじめ、リーダー陣を発表した。
「キャプテンはリーチ マイケル、バイスキャプテンは松永拓朗。リーダーは眞野と佐々木、ふたりにはこのプレシーズン、チームを引っ張っていってほしい。佐々木と眞野はキャプテン、バイスと同じように背中で引っ張れる、プレーで引っ張れる選手。ラグビーに向き合う姿勢でもスタッフ、選手の信頼が厚い。常にチームのスタンダードを示してくれるふたりは今後キャプテンとしてチームを背負っていくふたりだと思い選んだ」

昨年以上の徹底マークの中、3連覇を成し遂げる難しさについて問われたブラックアダーHCの答えは?
「3連覇で相手も自分たちを研究してくるが、自分たちの適応力も大事になる。もうひとつ、経験値として2連覇している。勝負の世界なので、負ける試合もゼロではないかもしれない。ただ数々の経験をしてきた選手がチームとして成熟した状態にあるのは、今のチームを助けることになる。3連覇を見過ぎたり、先を見過ぎて、毎週の学びを得ずに結果ばかりを見る状況にならないようにしないといけない」

2年連続MVPのSOリッチー・モウンガのラストシーズンになるが、眞野は来季ではなく足元を見つめていた。
「今一番こだわっているのはラグビーの基礎の部分、ファンダメンタルの部分をとにかくこだわって練習している。基礎の部分はリッチーみたいな才能がなくても誰でもできることだと思うし、どこまでも伸ばせること。自分たちが極めてより良くしたら、リッチーやシャノン(・フリゼル)がいなくなったしても、その基礎の部分を大切にして、もっと基礎を磨いていけば、自分たちのラグビーはできると思っている」

HO原田衛とLOワーナー・ディアンズが海外挑戦したFW陣の手応えを聞かれた佐々木はこう返答した。
「衛とワーナーがいなくなったのはすごく大きいが、もともといる(橋本)大吾さんや(森)太志さん、LO勢ならジェイコブ(・ビアス)、今年は新加入した(マイケル・)ストーバーグがすごくいいリーダーシップを持ってスクラム、ラインアウトをリードしてくれているので、そんなに心配していない。そもそも今季いない選手のことを考えても話が前に進まないので、今いるメンバーで東芝のラグビーをどうより良くするかを考えて、もう一度ベーシックな部分を積み上げている」

また記者会見には事業運営部・望月雄太氏も出席し、埼玉ワイルドナイツとの『NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26』開幕戦における4万人プロジェクトの続報を発表した。味の素スタジアムに4万人もの観客を集めるべく、東京都の協力を得て都内の小学校に2万人規模の招待施策の案内を実施する。これまでラグビー体験に力を入れてきたBL東京だが、開幕戦ではパワーアップ。パスやキック、ヒットとともにラインアウトやスクラム、モールなど昨季の2~3倍種目を増やしてラグビーに触れてもらうのだ。さらに日本一や金賞など各グルメ賞に輝いたキッチンカー50台が集結し、10月8日にサービス開始した「BRAVE LUPUS デジタルトレカ -猛勇狼士録-」の限定カードを来場者全員にプレゼント。多種多様な企画シートもご用意。特別室にて選手と一緒に観戦する特別体験やコリジョンシートの増設、コリジョン升席、エキサイティングシート、ドッグシート、ファミリーシート、ペアシートがずらり。

HCとプレシーズンキャプテンたちも4万人プロジェクトの成功を誓った。
佐々木「僕もすごくワクワクしている。4万人以上となると決勝の舞台くらいなので、あの感覚を開幕戦から味わえる。しかも僕らのホーム・味の素スタジアムで体験できるというのはすごく特別なこと。事業部だけではなく、選手みんなもいろいろ広めていく手伝いをするということで、チームとして一丸となって向かっていくいいプレジェクトだと思うし、いいチャレンジだと思う」

眞野「東芝というチームだけではなく、ラグビーが注目される大切なゲームだと思う。いろんなメディアに出て、ラグビーが注目されると思うし、それを見て次からも人が来ていただけると思う。多くの人に来ていただき、僕らもいいラグビーをして、ラグビーが楽しいと広がっていけばと思っている。開幕4万人というのは僕らにとってもいいプロジェクト」

ブラックアダーHC「選手ふたりと一緒でワクワクする気持ちが一番。自分自身、夢は大きく、目標は高いことが好きなので、クラブとしてそれだけ高い目標を設定したので、一緒にがんばっていきたいし、このクラブにいて本当に良かったと思う。できないと思われるくらいの高い目標はやりがいがある。我々は来てくれたファンにインスピレーションを与えるラグビーをしていると自負しているが、4万人来ていただけたら、それだけ多くのインスピレーションを与えられる。今は夢の段階なので、ここからきちんと現実に移行していきたい」

BL東京は明日10月18日(土)・花園近鉄ライナーズ戦・東芝府中グラウンドから11月29日(土)・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦・東芝府中Gまでプレシーズンマッチを6試合戦い、12月14日(日)・味スタでの『NTTリーグワン2025-26』開幕戦・埼玉WK戦に備える。開幕戦のチケットは11月1日(土)より6日(木)にかけて、各種FC会員先行発売が順次スタート、7日(金)に一般発売。

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