『トワイライト・ウォリアーズ』で人気のテレンス・ラウ初出演映画『幻愛 夢の向こうに』公開決定
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『幻愛 夢の向こうに』日本版ティザーポスター Photon Films (HK) Limited (C)2019 All Rights Reserved
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すべて見るテレンス・ラウとセシリア・チョイがダブル主演を務めた香港映画『幻愛 夢の向こうに』が、2026年2月20日(金)よりシネマート新宿、グランドシネマサンシャイン池袋、アップリンク吉祥寺、Stranger他にて公開されることが決定した。
本作は、『香港映画祭2021』にて『夢の向こうに』の邦題で上映され、ファンの間で長らく一般公開が待たれていた作品。2020年香港興行収入で第2位を記録し、香港版アカデミー賞と言われる香港電影金像奨で6部門ノミネートを果たした、美しくも儚い愛の物語だ。
主人公は、小学校教師をしているレイ・ジーロック(李志樂)。統合失調症を患いながらも何とか日常を送っていたロックは、ある出来事をきっかけに出会った女性ヤンヤン(欣欣)に一目惚れし、仲を深めていく。しかし、病状が悪化すると、ヤンヤンがロックの幻覚だったことが明らかになる。愕然とするロックだったが、治療のために受けていたセラピーの場でヤンヤンによく似た女性イップ・ラム(葉嵐)が現れる。彼女は心理学を専攻する大学院生で、ロックに論文執筆に協力してほしいと頼むのだが……。

主人公ロックを演じたのは、大ヒット香港映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』で九龍城砦の治安を守るひとり・信一(ソンヤッ)役で人気を博したテレンス・ラウ(劉俊謙)。『トワイライト…』後に公開された『スタントマン 武替道』『鯨が消えた入り江』で更なるファンを獲得し、特に『鯨が消えた…』は限定上映から館数が増えるなど、注目を集めている。本作では、幻覚や妄想を見てしまう統合失調症に苦しみながら、それでも愛を求めようとする青年ロックを映画初出演ながら迫真の演技で魅せた。
ロックが恋に落ちるヤンヤン/イップ・ラムには、『返校 言葉が消えた日』で知られ、テレンス・ラウとは『トワイライト…』『スタントマン…』でも共演したセシリア・チョイ(蔡思韵)。現実と幻の世界に生きる複雑な二役を見事に演じた。
監督は、『十年(原題)』で香港電影金像奨にて最優秀作品賞を受賞したキウィ・チョウ。3作目の監督作品となる本作でも、第39回香港電影金像奨で6部門ノミネート(監督・脚本・撮影・音響・女優・新人賞)を果たした。
なお、テレンス・ラウとセシリア・チョイは本作がきっかけで恋人となり、先日結婚を発表。日本の軽井沢で挙式したことでも話題となった。ふたりとオーディションから撮影までずっと時間を共にしていた監督は、海外メディアからふたりについて聞かれると「結婚について以前より知っていて、見守っていた」と語り、「クランクアップの日には空に虹が出ていた。テレンスとセシリア含む撮影チームと共にそれを見たが、結婚を聞いてそれが何を意味するのか分かった」と喜びのコメントを寄せた。
併せて、日本版ティザーポスターが公開。無数の光の中で主演のふたりが見つめ合う、タイトルにふさわしい幻想的なデザインで、映画の中で印象的に登場する香港の夜の街中で発光する路面電車やバス、ビル群の光を用いた香港映画らしさを感じさせるビジュアルとなっている。
<作品情報>
『幻愛 夢の向こうに』
2026年2月20日(金)よりシネマート新宿、グランドシネマサンシャイン池袋、アップリンク吉祥寺、Stranger他にて公開
Photon Films (HK) Limited (C)2019 All Rights Reserved
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