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中井貴一&キムラ緑子『終わった人』全国ツアーの詳細発表

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左から)中井貴一、キムラ緑子

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中井貴一とキムラ緑子が主演を務め、2023年に上演されたリーディングドラマ『終わった人』。全公演ソールドアウトを記録し、2024年には大阪・兵庫での追加公演も実現した話題作が、2026年春に全国14カ所・20ステージにおよぶ全国ツアーとして上演される。

『終わった人』は、“定年”という人生の転機を軽やかに、ユーモアとペーソスを交えて描く内館牧子の代表作を原作としている。人生の後半戦をどう生きるかを問いかける舞台は、再び観る人の心に笑いと感動を届ける。

中井は「『終わった人』が、再再演と相成りました。再演は初演より、再再演は再演より、パワーアップしてこそ成り立つものであると思っております。守るべきところ、刷新する箇所を、もう一度練り直し、内館さんの名作を、敬愛する俳優キムラ緑子さんと共に、より楽しい朗読劇にして参る所存です」とコメント。「気軽に劇場へ足を運んでいただき、“終わった人”と言いながら“終わらない夫婦の歩み”を楽しんでいただけたらと思います」と期待を寄せた。

キムラも「再再演を迎えられることを、とてもうれしく思っています。以前、貴一さんとは『先生の背中』でご一緒し、濃密な時間を共有させていただきました。あの経験を経て臨む今回の上演では、貴一さんとの間に新たな関係性が生まれる予感がしています」とコメントしている。

台本・演出を担当する笹部博司は「快調に突っ走った田代壮介の人生は、50歳を前に急ブレーキ。“定年って、生前葬だな”と嘆く日々──だが、そこに訪れたのは“恋”と“仕事”。再び走り出した人生は、まるでジェットコースター」と作品を解説。「中井貴一さんがその壮介を真っ向から演じ、キムラ緑子さんが妻・愛人・娘・マダムを自在に演じ分けて翻弄する。人生の哀しみも可笑しさも、ふたりの名優によって舞台上に立ち上がります」と見どころを明かした。

全国ツアーは、2026年3月5日(木)から4月5日(日)にかけて、東京を皮切りに青森、宮城、福島、山形、富山、京都、奈良、広島、岡山、高知、新潟、岩手、秋田の全国14カ所で開催。チケットは2025年12月13日(土)から販売開始となる。

■中井貴一 コメント全文
『終わった人』が、再再演と相成りました。
再演は初演より、再再演は再演より、パワーアップしてこそ成り立つものであると思っております。
守るべきところ、刷新する箇所を、もう一度練り直し、内館さんの名作を、敬愛する俳優キムラ緑子さんと共に、より楽しい朗読劇にして参る所存です。
気軽に劇場へ足を運んでいただき、「終わった人」と言いながら『終わらない夫婦の歩み』を楽しんでいただけたらと思います。
劇場でお会いできることを、期待して……

■キムラ緑子 コメント全文
再再演を迎えられることを、とてもうれしく思っています。
以前、貴一さんとは『先生の背中』でご一緒し、濃密な時間を共有させていただきました。
あの経験を経て臨む今回の上演では、貴一さんとの間に新たな関係性が生まれる予感がしています。
公演に向けて、原作と台本を改めて読み直しながら、自分の中にまた新しい芽がきっと芽生えるはず──。
そう思うと、この挑戦が本当に楽しみでなりません。
ぜひ劇場にお運びください。

■内館牧子 コメント全文(初演時より)
小説『終わった人』を書いたとき、どれほど多くの読者から言われたかわかりません。
「あの主人公は、自分がモデルだろう」と。
モデルはいません。私が創り上げた主人公です。
それほど多くの方が自分に重ねたということは、定年後の男たちの心理や情況が、現役時代といかに違うかを物語っているのでしょう。
この悲哀とあがきを中井貴一さんが、そしてそんな夫と関係なく自分の人生を歩む妻をキムラ緑子さんが演じる。
原作者として、これほどワクワクすることはありません。
きっと全国の“終わった人”たちは観て、「やっぱりモデルは自分だ」と思うでしょう。
それこそが大成功というものです。

■笹部博司 コメント全文
快調に突っ走った田代壮介の人生は、50歳を前に急ブレーキ。
「定年って、生前葬だな」と嘆く日々──だが、そこに訪れたのは“恋”と“仕事”。
再び走り出した人生は、まるでジェットコースター。
中井貴一さんがその壮介を真っ向から演じ、
キムラ緑子さんが妻・愛人・娘・マダムを自在に演じ分けて翻弄する。
人生の哀しみも可笑しさも、ふたりの名優によって舞台上に立ち上がります。

<公演情報>
リーディングドラマ『終わった人』

原作:内館牧子『終わった人』(講談社文庫)
出演:中井貴一 キムラ緑子
台本・演出:笹部博司

【東京公演】
2026年3月5日(木)~8日(日)
会場:EX THEATER ROPPONGI

【青森公演】
2026年3月11日(水)
会場:SG GROUPホールはちのへ(八戸市公会堂)

【宮城公演】
2026年3月12日(木)
会場:東京エレクトロンホール宮城

【福島公演】
2026年3月14日(土)
会場:けんしん郡山文化センター 中ホール

【山形公演】
2026年3月15日(日)
会場:やまぎん県民ホール 大ホール

【富山公演】
2026年3月17日(火)
会場:氷見市芸術文化館

【京都公演】
2026年3月20日(金・祝)・21日(土)
会場:京都劇場

【奈良公演】
2026年3月22日(日)
会場:なら100年会館 大ホール

【広島公演】
2026年3月27日(金)
会場:JMSアステールプラザ 大ホール

【岡山公演】
2026年3月28日(土)
会場:岡山芸術創造劇場ハレノワ 大劇場

【高知公演】
2026年3月29日(日)
会場:高知県立県民文化ホール オレンジホール

【新潟公演】
2026年4月2日(木)
会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場

【岩手公演】
2026年4月4日(土)
会場:近日発表

【秋田公演】
2026年4月5日(日)
会場:あきた芸術劇場ミルハス 中ホール

チケット発売:2025年12月13日(土) 10:00~
※新潟公演は12月14日(日) 11:00~
https://w.pia.jp/t/owattahito/

公式サイト:
https://ml-geki.com/owattahito/

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