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イエモン吉井和哉という人間と音楽のルーツを追ったドキュメンタリー『みらいのうた』予告編公開

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『みらいのうた』 (C)2025「みらいのうた」製作委員会

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12月5日(金)より上映されるドキュメンタリー映画『みらいのうた』の予告編が公開された。

1990年代に「JAM」「バラ色の日々」などのヒットで一世を風靡し、独自のグラマラスな世界観と詩的な歌詞で、今も多くの音楽ファンを魅了するロックバンドTHE YELLOW MONKEY。そのボーカルとして、深く響く歌詞と圧倒的な存在感で世代を超えて愛されている吉井和哉。

本作は、幼くして亡くした父との思い出や、母との幼少期の記憶、今も続いている旧友との交流が収められ、“吉井和哉”という人間と音楽のルーツを3年の歳月をかけて辿ったドキュメンタリー。また、病の告知から、2024年に復活を遂げた東京ドーム公演『THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 “SHINE ON”』までの裏側、葛藤や不安に向き合いながらも一歩ずつ前進していく吉井の姿が収められている。

さらに、2001年の活動休止前の東京ドーム公演の「JAM」や、2024年の東京ドーム公演から「バラ色の日々」「悲しきASIAN BOY」などのライブパフォーマンスも収録。そのほか、吉井が作詞・作曲・プロデュースを務め、THE YELLOW MONKEYのメンバーが演奏に参加した、BiSHのラストシングル「Bye-Bye Show」の制作過程や、彼女たちの東京ドーム解散公演、バックヤードの様子、そして、早すぎる死に日本のロックファンが悲しみに暮れたチバユウスケの存在や、チバとの絆についても語られる。

予告編は、吉井が少年時代を過ごした静岡の海、そしてこのドキュメンタリーの原点から綴られていく。吉井のミュージシャンとしての人生は、URGH POLICE(アーグ・ポリス)のボーカルEROとの出会いから始まった。当時10代だった吉井は、ベーシストとして加入。しかし、音楽性の違いなどからいつしかバンドは自然消滅。その後、吉井はURGH POLICEを通じて出会った仲間たちとTHE YELLOW MONKEYを結成し上京。EROは静岡に残り、地元で働きながらカントリーミュージックに目覚める。それぞれの音楽の道を歩みながらも、ふたりは交流を続けていた。

しかし2021年、EROが脳梗塞で倒れ、音楽活動どころか仕事もできなくなってしまう。吉井は、療養中だったEROのために何かできることはないかと思い、「URGH POLICE時代の曲を、また一緒にやらないか?」と40年ぶりのセッションの約束をし、その様子を追ったドキュメンタリーの撮影を開始した。しかし、撮影開始から数カ月後、吉井が喉頭がんと診断される。それでも吉井は制作作業を続け、試行錯誤の中で、ひたすらリハーサルの日々を過ごしていたが、ある決断をする。そしてついに、スタッフやファンの祈りが集まった、東京ドーム公演の“復活の日”を迎える。

公演を終えた約3カ月後、吉井はEROとの約束を果たしに静岡に帰郷。URGH POLICE当時から40年ぶりとなるセッションへ準備を進めていく姿で映像は締めくくられる。

『みらいのうた』予告編

<作品情報>
『みらいのうた』

12月5日(金)公開

公式サイト:
https://mirainouta-film.jp/

(C)2025「みらいのうた」製作委員会