ミナ ペルホネンの展覧会『つぐ minä perhonen』世田谷美術館で 30年にわたってつなぎ、広げてきたものづくりの軌跡を紹介
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“surplus” 2003-04→a/w
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すべて見るデザイナー・皆川 明(1967~)が1995年に設立した「minä」を前身とするファッション・テキスタイルブランド「minä perhonen (ミナ ペルホネン)」。これまでも各地でその活動を紐解く展覧会が開催されてきたが、2025年に創設30周年を迎えたことを機に、その、ものづくりの在り方を改めて紹介する展覧会が、11月22日(土)から2026年2月1日(日)まで、東京の世田谷美術館で開催される。
流行に左右されることなく、長年着用できる普遍的な価値をもつ「特別な日常服」をコンセプトとしてきたミナ ペルホネンは、日本各地の様々な生地の産地と深い関係性を紡ぎつつ、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきた。そうして生み出された服には、デザインや素材、染や織、刺繍、縫製といった手技、そして手ざわりが溶けあっている。手仕事や職人との丹念な対話と協働を大切にすることで、暮らしのなかに永く息づき、時を重ねて深みを増すデザインを積み重ねてきたのだ。

展覧会タイトルにある「つぐ」という言葉には、そうしたミナ ペルホネンのものづくりの在り方が内包されているという。ミナ ペルホネンの活動という一雫が、共鳴する人々をつなぎ、手技を生み、新たなクリエイションへとその波紋を広げていく。そして、ファッションからスタートしたその活動は、インテリアや食器をはじめ、食や宿など、生活全般やホスピタリティを基軸とした活動にまで広がっている。同展は、そうした様々な「つぐ」のかたちを見つめる展覧会となっている。
なお、会場構成を担当するのは、「石岡瑛子展」(東京都現代美術館)、「ミナ ペルホネンfeel to see」(SPIRAL青山)、「YUMING MUSEUM」(TOKYO CITY VIEW)、「Sony Park展 KYOTO」(京都新聞印刷工場跡)などの空間構成を担当した建築家・空間デザイナーの阿部真理子。洋服やプロダクトのほか、オリジナルのテキスタイルやデザインの原画などにより、100年先へと歩みを進めるミナ ペルホネンの仕事と思想に触れられる印象深い会場構成が展開されるに違いない。

<開催概要>
『つぐ mina perhonen』
会期:2025年11月22日(土)~2026年2月1日(日)
会場:世田谷美術館 1、2階展示室
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜(11月24日、1月12日は開館)、11月25日(火)、12月29日(月)~1月3日(土)、1月13日(火)
料金:一般1,700円、65歳以上1,400円、大高800円、中小500円
展覧会公式サイト:https://tsugu.exhibit.jp
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