織田裕二主演『踊る大捜査線 N.E.W.』撮影スタート　ビジュアル＆コメントも公開

『踊る大捜査線』シリーズ最新作『踊る大捜査線 N.E.W.』（読み：エヌ・イー・ダブリュー）のビジュアルが公開された。

1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした『踊る』シリーズ。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』から12年、2024年3月18日に突如発表された「踊るプロジェクト」再始動では、プロデュース：亀山千広、脚本：君塚良一、監督：本広克行が再集結。10月に『室井慎次敗れざる者』、11月には『室井慎次 生き続ける者』の2部作が公開された。

また、『室井慎次 生き続ける者』のエンドクレジット後には、織田裕二演じる青島俊作がサプライズ出演。そして、最後に映し出された、「THE ODORU LEGEND STILL CONTINUES」の文字が映し出され、『踊る大捜査線 N.E.W.』の製作が発表された。

撮影は10月より開始され、撮影初日は雨が降りしきる中、新宿のど真ん中で早朝から撮影がスタート。約400人のエキストラが待機する中、雨が止まず、一時は撮影中止の暗雲が立ち込めたが、トレードマークの青島コートを来た織田が登場した瞬間に雨が止む好天に恵まれた。その佇まいは、当時と変わらぬ“青島俊作”で、集まったエキストラに追われながら新宿の街を疾走する大迫力のシーンが撮影された。

併せて、織田、本広監督よりコメントも到着した。

＜コメント＞
■織田裕二
『踊る大捜査線』は大好きな作品です。
もし次の「踊る」があるとしたら、和久さんぐらいの歳のときかなあと言っていたら、本当に近い年齢で演じることになりました。
今作で、13年ぶりに青島を演じますが、少しそわそわしながらも、意外に落ち着いて撮影に臨めています。
クランクインも、雨で撮影中止の可能性もありましたが、本番直前に晴れ間が出て、そんな幸運も「踊る」らしいなと感じました。
随分お待たせしてしまいましたが、いよいよ、「踊る」が帰ってきます！
肩肘張らずにやりたいと思っているので、ぜひ皆さんも気楽に、映画館に来ていただけると嬉しいです。

■本広克行監督
『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』で一度幕を閉じましたが、ヒット作を生み出すのが難しい時代に、昨年公開された『室井慎次 敗れざる者／生き続ける者』は多くの方にご覧いただき、「踊る」シリーズは他にはない本当に強い作品だったのだなと、改めて気づかされました。
先日無事にクランクインを迎えましたが、コート姿の青島は健在で、当時と全く変わらない雰囲気で、カメラの前に立った瞬間、「帰ってきた！」と感じました。
今作での青島は、周囲の世代交代が進む中で、変わらずにいて、「繋いでいく人」の物語です。
『踊る大捜査線』らしい、子どもから大人まで誰もが楽しめる「笑って泣ける」エンターテインメント作品を目指して頑張ります。楽しみに待っていて下さい！

＜作品情報＞
『踊る大捜査線 N.E.W.』

2026年秋公開

公式サイト：
https://odoru.com/

(C)2026『踊る大捜査線 N.E.W.』製作委員会