Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 日本陸連が東京2025世界陸上を総括! 有森会長「トータル的に大成功。より大成功と言うには……」

日本陸連が東京2025世界陸上を総括! 有森会長「トータル的に大成功。より大成功と言うには……」

スポーツ

ニュース

チケットぴあ

日本陸連・有森裕子会長

続きを読む

10月30日、日本陸連による『東京 2025 世界陸上競技選手権大会』総括のメディアブリーフィングが行われた。有森裕子会長、田﨑博道専務理事、山崎一彦強化委員長が『東京2025世界陸上』をこのように振り返った。

有森会長「本当に夢のような、競技場が毎日いっぱいの中での陸上大会。あの風景は見たことがない風景だった。感動したのはみなさんと一緒。平均7万人を動員できた要因はアスリートのがんばり、それを伝えてくれたメディアの報道、支えてくださった方の努力の賜物だと思う。
今回の『世界陸上』を大きなキッカケに私たちが次なる大会にどう盛り上げるか。しっかり考える大会だったと感じている。来年は『アジア大会』という大きな大会がある。来年最初にやってくる大きな大会として『日本選手権』がくる。『世界陸上』で何を学びどんな姿を見せるか最初の大会になる。その流れをつくる役割を果たさなければならないと私自身が感じた『世界陸上』と言える」

山崎強化委員長「まず今回の『世界選手権』にあたり、複数年にわたって確固たる実力を付けることを目的に臨んだ。意識を高く臨んでくれた選手がメダル、入賞に届いた。今回の銅メダルが2、入賞9ということで、ブレイシングテーブルは16位、32ポイントということになった。私たちは2028年のロサンゼルスではトップ8、50~60ポイントを目指すとなるとまだまだというところになる。
今後『アジア大会』はもちろん、北京(世界陸上)、ロサンゼルスに向けてU23の強化を推奨していきたい。選手だけではなく、コーチも海外へ出てもっと勉強しないといけないところにきているので研鑽を積んでもらいたい。プロセスは裏切らないので、ロサンゼルスに向けて強化していきたい」

田﨑専務理事「陸連として創設100周年、東京での『世界陸上』の成功を陸上の発展につなげないといけないと取り組んだ。コンペティションディレクターより素晴らしい大会だったと評価を受けた。この経験を受けて、国際基準のルールの理解が大事であり、国際ルールに基づいた柔軟性が大事だと思った。『世界陸上』の経験を生かして、来年度の『日本選手権』、『ゴールデングランプリ』に落とし込んでいきたい」

『東京2025世界陸上』は成功か大成功か、評価を問われた有森監督の返答は?
「トータル的に大成功だったと思う。一喜一憂に思わない大成功だと思う。来年の『アジア大会』に向けて、この『世界陸上』を東京で経験したことが最大生かされる大会でありたいと思う。選手が感じているところだと思うし、我々組織がどれだけ引き上げていけるかが課題。この経験体験を絶対無駄にしない『アジア大会』になれば、終わった後により大成功と言えるのでは」

今後獲得メダルを増やすために必要なことを質問された山崎強化委員長はこのようにコメントした。
「メダルを取れそうな位置にきている選手が多くなっている。一喜一憂できないが、複数年にわたって確固たる実力を付けるということで、各競技の状況、選手の状況を見て、確率は上がっているので、今後も上げていくことをやっていきたい。入賞者数をもっと増やしていくこと、ロサンゼルスでトップ8に入るにはメダルを5個くらい取らないといけない。来年は『アジア大会』『アルティメット』という新しい試みもあるので、ひとりでも多くの選手を送り出していきたい」

日本陸連では100周年事業として『~日本陸連100周年記念~RIKUJOフェスティバル in 国立競技場』を11月29日(土)に開催。参加者とトップアスリートがともに楽しむ「RIKUJOファミリー大運動会!」や『東京2025世界陸上』で活躍した日本代表選手を讃える「日本陸連アスレティックス・アワード2025」、これまでの100年を振り返り、新たな未来をともに描いていく「日本陸連100周年セレモニー」などが行われる。入場無料。

また11月8日(土)・9日(日)・グランフロント大阪うめきた広場では『SPEED STAR 30m Dash Challenge』を実施。Day1は『北京五輪』4×100mリレー銀メダル・朝原宣治の「ストリートこども陸上」とのコラボした小学生を対象としたかけっこ教室、Day2は企業別タイムトライアルやサッカー・ラグビー・野球・アメフト・バスケ・陸上などスポーツ種別によるエキシビションマッチが行われる。DAY1では『世界陸上』女子100mハードル準決勝に進出した中島ひとみによるハードル走エキシビションも。観戦無料。

『第110回日本陸上競技選手権大会 兼 愛知・名古屋2026アジア競技大会 日本代表選手選考競技会』は2026年6月12日(金)~14日(日)・パロマ瑞穂スタジアムにて開催。チケットは11月30日(日)までスーパー先行販売受付中。

第110回日本陸上競技選手権大会 兼 愛知・名古屋2026アジア競技大会 日本代表選手選考競技会のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2562852