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『シュガー・ラッシュ:オンライン』 プロデューサーが語る、夢を叶える秘訣とは?

映画

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『シュガー・ラッシュ:オンライン』 (c) 2019 Disney

第46回アニー賞で見事アニメーション効果賞を受賞し、第91回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネートした『シュガー・ラッシュ:オンライン』が、早くも4月24日(水)にMovieNEXで発売される。これを記念し、本作でプロデューサーを務めたクラーク・スペンサーからコメントが到着した。

本作の見どころのひとつは、何と言っても歴代14名のプリンセスが大集合するシーンだ。このシーンのきっかけを尋ねると、製作のだいぶ早い段階で、1作目『シュガー・ラッシュ』のプリンセスであるヴァネロペが、ほかのディズニープリンセスたちと交流したら面白いのではないか?と思ったことから、この斬新なアイデアが生まれたという。

「確かにとても面白いシーンだけど、同時に非常に重要なシーンでもある。なぜなら、もしかしたら自分の運命はゲームセンターではない別の場所にあるのかもしれないという事実に、プリンセスたちがヴァネロペに気づかせるからね」と、ストーリーが出来上がっていくにつれ、ただ面白いだけのシーン以上のものができることに気付いたと語る。

さらに、多くの歴代プリンセスたちは2Dアニメーションでしか描かれたことがなく、今回CGのキャラクターとして描くこともチャレンジだったと振り返る。「彼女たちのドレスやガウン等の服に一体感を与える方法を考えなければならなかった。なぜなら『アナと雪の女王』のアナとエルサやモアナを見ると、コンピューターで作られたので服のディテールまで凝っているけど、白雪姫の服はただの黄色。デザイナーは、オリジナルの映画で見たのと同じイメージのまま、プリンセスたちがひとつのシーンに一緒にいると感じられるように、その場に合うドレスを考え出さなければならなかったんだ」

また、本作はディズニープリンセスをはじめ、『ズートピア』や『ベイマックス』のキャラクターや、マーベルや『スター・ウォーズ』などのキャラクターが多数カメオ出演していることでも話題に。ブルーレイやDVDでは、気に入ったシーンを何度も楽しむことができるが、「インターネットの世界は広大で、実際、本作はこれまでにディズニー・アニメーションで製作した中でも最大規模の映画なんだ。すべてのシーンに色々な仕掛けが施されていて、たくさんのイースター・エッグが隠されているから、ブルーレイやDVDで見るときにとても楽しめると思う」と太鼓判を押す。

ヴァネロペは本作で、インターネットの世界という新たな居場所を見つけ、大きな一歩を踏み出すことになる。4月は進学や就職など、ヴァネロペのように新しい世界に飛び込む機会の多い季節なので、スペンサー自身の“新しい一歩”について聞いた。「私の場合は、初めての就職で、地元ワシントン州の小さな町からニューヨークに出たことだね。非常に大きな街で、最初は圧倒されて怖いぐらいだったが、次第に居心地がよくなってきた。街のエネルギーを楽しんだし、それまでにないほど自分が生き生きとしたんだ」と、外の世界に出たからこそ、自分の人生はワシントン州の外にあるのかもしれないことに気づけたと話す。「これは大勢の人に当てはまると思う。私にとっても衝撃的な出来事だったし、本作でもそこが素晴らしい点のひとつだと思う。ラルフはゲームセンターを愛している。それでもいいんだ。私たちは、どちらかでないといけないと言うつもりはない。どちらでもいい。育った場所が1番の人もいるし、育った場所が自分の最終的な運命の場所ではない人もいるからね」

最後に、「私はいつも、人生の後の方になって『あの時、ああしとけば、どうなっただろう』等と思うべきではないと言う。うまくいくかもしれないしダメかもしれない。でも少なくとも挑戦はしたんだと思える。それが人生で最も大切なことのひとつなんだ」と、ラルフとヴァネロペのように新たなことに一歩踏み出す人に向けてメッセージを贈った。

『シュガー・ラッシュ:オンライン』
4月10日(水)より先行デジタル配信開始
4月24日(水)よりMovieNEX(4,000円+税)4K UHD MovieNEX(7,800円+税)発売
※MovieNEX初回版は可愛いアウターケース付き(両面仕様)
※先着購入特典:『シュガー・ラッシュ:オンライン』オリジナル・カレンダー

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