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浜辺美波×目黒蓮『ほどなく、お別れです』新キャスト発表 鈴木浩介、永作博美、夏木マリの出演決定

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『ほどなく、お別れです』追加キャスト (C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館

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浜辺美波と目黒蓮がダブル主演を務める映画『ほどなく、お別れです』より、浜辺演じる主人公・清水美空の家族キャストが発表された。

原作は、「小学館文庫小説賞」の大賞受賞作で、現在累計40万部を突破している長月天音の『ほどなく、お別れです』シリーズ(小学館文庫刊)。就職活動に全敗し途方に暮れる中、とあるきっかけで葬儀会社にインターンとして就職したヒロイン清水美空(浜辺)と、そんな彼女を厳しく指導する指南役の葬祭プランナー漆原礼二(目黒)がタッグを組み、“最高の葬儀”を目指す姿を描く。監督は、『アオハライド』(2014年)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022年)の三木孝浩が務めた。

父・清水佑司を演じるのは、シリアスな役からコミカルな役柄まで幅広くこなせる実力派俳優であり、三木孝浩監督作品は初の参加となる鈴木浩介。「脚本を読んだときは涙が止まらなくて、“これは大変な撮影になりそうだな……”と感じましたが、じっくり丁寧に演じることができ、充実した撮影期間を過ごすことができました。この作品には、様々な家族のお別れの形が描かれており、観てくださる方それぞれに、きっと共感できるポイントがあると思います」と、繊細な役を演じることへの心境と作品への想いを語った。

そして、『八日目の蝉』(2011)、『朝が来る』(2020)など、映画やドラマで様々な母親役を演じてきた永作博美が、佑司と共に美空を見守る母・清水美波を演じる。悲しい過去を抱える役柄について、「率直に“難しそうな役だな”と思いました。でも同時に、たくさんの人の心の機微が描かれていて、観る人の心を動かす作品になるだろうと感じました。“こうやって日々を生きる人もいるのか”と共感してもらえるように、美波の心情の揺れを丁寧に表現することを意識して演じました」とコメント。

さらに、美空の良き理解者であり、葬祭プランナーとして働く中で悩む美空の背中をそっと押す祖母・清水花子を、歌手・俳優・声優とマルチで活躍する夏木マリが演じる。「“粋なおばあちゃん”としての花子の姿が、画面の中でしっかり表現できていればいいなと思い演じました」と語っている。

<コメント全文>
■鈴木浩介

映画に出演する機会はあまり多くないので、お話をいただいたときは嬉しかったです。脚本を読んだときは涙が止まらなくて、『これは大変な撮影になりそうだな……』と感じましたが、じっくり丁寧に演じることができ、充実した撮影期間を過ごすことができました。清水家は、過去に起きたある出来事がきっかけで、少し関係がぎくしゃくしている家族。その複雑さを大切に演じたいと思いました。
三木監督の作品は今回が初めてでしたが、とても穏やかで、俳優の芝居をじっと見守ってくださる方。そのうえで、「こうあってほしい」という明確な演出があり、安心してついていくことができました。また、永作さんともご一緒できて楽しかったです。演じられると脚本の内容がリアルになるというか、どんどん引き込まれてドキュメンタリーみたいになる、本当に素敵な先輩です。
この作品には、様々な家族のお別れの形が描かれており、観てくださる方それぞれに、きっと共感できるポイントがあると思います。ぜひ、楽しんでいただけたら嬉しいです。

■永作博美

脚本を読んだとき、率直に「難しそうな役だな」と思いました。でも同時に、たくさんの人の心の機微が描かれていて、観る人の心を動かす作品になるだろうと感じました。「こうやって日々を生きる人もいるのか」と共感してもらえるように、美波の心情の揺れを丁寧に表現することを意識して演じました。それから、役名が“美波”なので、「(浜辺)美波ちゃんと間違えられちゃうんじゃないかな」……いや、すみません(笑)。現場で混乱するんじゃないかなって余計な心配もしました(笑)。
作中では、人が亡くなってしまったり、悲しい表情をしていたりと、切ない場面も多いのですが、人が亡くなるという現実と、それをどう受け止めていくのか──観終わったあとには、きっと前を向いて歩いていこうと思えるような作品になると思います。誰にでも必ず訪れるその瞬間について、少し立ち止まって考えるきっかけになれば嬉しいです。決して悲しいだけでなく、前向きな気持ちで受け止められる作品だと思うので、ぜひご覧ください。

■夏木マリ

私は役をいただいた際に、そのキャラクターの“履歴書”を作るのが楽しみなのですが、花子は亥年で、過去に芸者をしていたこともあり、芸事に猪突猛進なタイプの人だなと。“粋なおばあちゃん”としての花子の姿が、画面の中でしっかり表現できていればいいなと思い演じました。
脚本を読んだ時、いい話だなと、思わず泣いてしまいました。誰もがいつか向き合わなければならない“死”というテーマを、今このタイミングで映画として描くことは、とても意味のあることだと思います。私自身も最近はお葬式に出席する機会が増え、そうしたことを考える年齢になってきたと感じていたので……。若くして亡くなる方もいらっしゃいますが、この作品では、そうした“別れ”にどう向き合い、残された人たちがどう生きていくかが丁寧に描かれていて、本当に素敵な作品だと思いました。
本作は、“死”という重いテーマと同時に、“生きること”をしっかり見つめる物語でもあります。生きている間に何をすべきか、どう人と関わっていくか──そうした問いかけや、登場する様々な家族の姿がこの作品の見どころです。ひとつ、ひとつの家族から、きっと色々な感情を感じ取っていただけると思います。

<作品情報>
『ほどなく、お別れです』

2026年2月6日(金)公開

公式サイト:
https://hodonaku-movie.toho.co.jp/

(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館

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