【サッカー日本代表】MF南野拓実「同じレベルのチームに勝ち切れないのは少し問題」
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南野拓実 (C)スエイシナオヨシ
11月12日・JFA夢フィールドにて『キリンチャレンジカップ2025』に向けて汗を流すサッカー日本代表。トレーニング後、MF南野拓実がメディア対応を実施し、ブラジル戦での金星よりもパラグアイ戦の引き分け、アメリカ戦の敗戦について言及した。
「ブラジル戦は勝ったけど、パラグアイのような相手に対しては、その前の活動も含めて勝ち切れていない。
相手がモチベーション高くやってきて、なおかつ割り切ったプレーと言うか、ロングボールだったり、フィジカルを全面に出す相手に対して僕らはあまりうまく戦えていない部分がある。ブラジルのような相手だと、割り切ってブロックを作って戦い方をわかりやすく共通認識を持てるが、試合で拮抗した中、狙いがないロングボールを放り込まれたりした時にやられたりするので、そういうところの違いはあると思う。それは言い訳にはならないし、『ワールドカップ』ではそういう相手に勝っていかないといけない。僕らが同じぐらいのレベルのチームに勝ち切れていないというのは少し問題だと思うので、ブラジル戦で勝った後にもう1回チームとして自分たちの強さと今までの積み上げを見せられればと思う」
次は勝たなければならないガーナ戦が待っている。
「少し映像を見たが、けっこうロングボールとか蹴ってくるし、彼らはフィジカルに自信がある選手が多いので、『W杯』を見据えてけっこういい相手。中心選手は何人かいないが、ボーンマスのFW(アントワーヌ・セメニョ)もいるし、CBに僕のチームメイト(モハメド・サリス)がいるし、デュエルで負けないようにしたい」
南野は9月・アメリカ戦のFWフォラリン・バログン、10月・ブラジル戦のDFカイオ・エンリケに続いて、3か月連続となるモナコのチームメイトとの対戦を楽しみにしていた。
「個人的にはうれしい。チームのロッカールームでもそういった話になるし、負けたくないですし、今回もしっかりと勝ちたい。
(サリスは)フィジカルに自信を持っていて、前にいくのがすごく強い。なおかつ左利きで、FWにラフなボールを送ったり、スペースに送るのがうまい。でも、ちょこちょこやることは苦手で、弱点ではないが、彼を引き出して違う選手が裏を取る形も今日の映像でも見たので、そういうイメージがある。自分の特徴でもあるし、うまく突いていきたい」
年内最後の2連戦は結果にこだわると南野はキッパリ。
「同じレベルの相手に勝ち切れていない現状がある中で、ここでしっかりホームで勝って、なおかつ『W杯』を見据えた上でアフリカとの対戦は貴重ないい準備になると思うので、勝負にこだわってプレーしたい」
『キリンチャレンジカップ2025』日本代表×ガーナ代表は11月14日(金)・豊田スタジアム、ボリビア代表戦は18日(火)・国立競技場にてキックオフ。ガーナ戦のチケットは予定枚数終了、ボリビア戦のチケットは発売中。2試合ともTBS系列にて全国生中継。
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