音楽劇「三文オペラ 歌舞伎町の絞首台」聖児セミョーノフらが歌唱披露&意気込み
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音楽劇「三文オペラ 歌舞伎町の絞首台」記者会見より。(撮影:飯塚麻美)
聖児セミョーノフが主演を務める音楽劇「三文オペラ 歌舞伎町の絞首台」の記者会見が、昨日11月19日に東京都内で行われ、劇中歌が披露された。
「三文オペラ」は、劇作家のベルトルト・ブレヒトと作曲家のクルト・ヴァイルがタッグを組んで制作し、1928年に初演された音楽劇。今回は、聖児セミョーノフが同作を翻案し、地点の三浦基が演出、湯山玲子がプロデューサー・音楽監督を担当する。出演者には聖児セミョーノフのほか、秋吉久美子、もも(チャラン・ポ・ランタン)、大谷亮介、エミ・エレオノーラ、安部聡子、真洋、梅垣義明、星田英利、渡部豪太らが名を連ねた。
会見には湯山、秋吉、聖児セミョーノフ、ももが登壇。秋吉は自身が演じる娼婦・ジェニー役について「夢も希望もない、愛もない。ロマンもない時代(舞台の背景)で、今でいえばメンヘラというのでしょうか。全体主義や戦争や格差が蔓延る100年前の作品ですが、今の時代とも被る作品だと思いますね。私も、(稽古を重ねて)ここまできちゃったんで頑張ります!」とコメント。
また、稀代の悪党・メッキースを演じる聖児セミョーノフは「(ブレヒトとヴァイルが書いた歌は)放送禁止用語が並ぶひどい歌詞なのにメロディは美しい! その真逆の曲も! 退廃したあの時代の表も裏も、歌詞と音楽できちんと描いている」とオリジナルの楽曲について言及し、「年末に歌舞伎町というロケーションで、底辺で暮らすような悪の存在たちがいきいきと生きおおせる、エネルギーが感じられる、爽快感のある舞台にしたいです!」と意気込みを語った。さらに、メッキースの妻・ポリーを演じるももは、「クルト・ヴァイルがつくった音楽はとても『ヘンテコ』だけれども魅力的なんです。ただ難しい! 曲をいただいたときに歌えるのかなと思ったくらい。お話(設定)もひどいけど、歌詞もやっぱりひどいです!」と続けた。
また、会見では、秋吉と聖児セミョーノフによる「ヒモのバラード」、もものソロ「恋の歌」、そして「三文オペラ」のメインテーマ曲の「モリタート」がそのほかの出演者も交えて披露され、作品への期待をあおった。公演は12月17日から21日まで東京・新宿FACEで行われる。
音楽劇「三文オペラ 歌舞伎町の絞首台」
開催日程・会場
2025年12月17日(水)〜21日(日)
東京都 新宿FACE
スタッフ
原作:ベルトルト・ブレヒト「三文オペラ」
翻案:聖児セミョーノフ
演出:三浦基
プロデューサー・音楽監督:湯山玲子
出演
聖児セミョーノフ / 秋吉久美子 / もも(チャラン・ポ・ランタン) / 大谷亮介 / エミ・エレオノーラ / 安部聡子 / 真洋 / 梅垣義明 / 奥津裕也 / トースティー / 藤井レオナ / 松本実 / 星田英利 / 渡部豪太

