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成河がセルヒオ・ブランコ作「ナルキッソスの怒り」に挑む、演出は藤田俊太郎

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「ナルキッソスの怒り」ティザービジュアル

成河の一人芝居「ナルキッソスの怒り」の上演が決定した。

「ナルキッソスの怒り」は、モンテビデオ(ウルグアイ)出身の劇作家、演出家のセルヒオ・ブランコによる作品。オートフィクションを軸にした本作は、仮屋浩子の翻訳により日本でも出版されている。このたび本作を、成河が一人芝居として日本初演。演出を藤田俊太郎が担い、上演台本を仮屋、成河、藤田が手がける。

上演に向けて成河は「初めて戯曲を読んだ時は真剣に断ろうと思ったくらい『上演』そのものが困難に思えた作品でした。この作品が持つ『オートフィクション』という表現様式、それを日本の演劇として形にして行く作業は並大抵ではないと感じました。幸いひとり芝居ということで翻訳に深く関わらせていただける、その事に背中を押され、僅かな光と無謀な好奇心だけを頼りに引き受けました。半年ほど演出の藤田さんや翻訳の仮屋さんたちと作業を続けてきて、いま、足を踏み入れたことの無い危険な場所を彷徨うような感覚に震えています。これは得難い演劇体験になるだろうと今からワクワクしています。ぜひネタバレ厳禁で。皆さまにもこの新しい感覚を楽しんでいただけたらと思います」とコメント。

藤田は「『ナルキッソスの怒り』。この戯曲に初めて触れた時から、オートフィクションという新しい演劇の可能性に魅了され続けています。舞台は現代、壮年の大学教授が学会のために訪れたスロベニアで事件は起こります。美しい青年との出会いを通し、彼が見て聴いたものは現実なのか幻なのか。自分、とは何者なのか。劇はギリシャ神話をモチーフにしながら、現代社会、環境、格差、人間の在り方など多くの疑問を投げかけます。ユーモアを交えて、時に有名な映画や音楽のシーンを織り込み、また官能的に進んでいきます。成河さん、作者であるセルヒオ・ブランコさん、翻訳の仮屋浩子さん、北隆館の関係者の皆様、プロデューサーの皆様と時間をかけて上演台本を創りました。その過程そのものが劇的であり、作品の中に反映されています。成河さんの言葉、身体、歌、芝居には美しさと輝きが宿り、2026年の世界を写し出す鏡になると思います。この鏡は頑丈なのか、それとも血だらけなのか、はたまた粉々に砕けているのか。お客様は自分自身の現在の姿を覗き込んでいただけると思います。虚実を織り交ぜながらお届けする舞台を堪能し、体験していただけたら。日本初演の演出を担えることに誇りを持って、皆様のお越しを劇場でお待ちしております」と思いを語った。

公演は来年4月18日から30日まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストにて。詳細は今後の発表を待とう。

「ナルキッソスの怒り」

開催日程・会場

2026年4月18日(土)〜30日(木)
東京都 東京・東京芸術劇場シアターウエスト

スタッフ

作:セルヒオ・ブランコ
翻訳:仮屋浩子(「ナルキッソスの怒り」北隆館刊)
上演台本:仮屋浩子 / 成河 / 藤田俊太郎
演出:藤田俊太郎

出演

成河