『アバター』最新作、ジェームズ・キャメロン監督やメインキャストら7人のコメント公開
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『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』 (C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
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すべて見るジェームズ・キャメロンが監督を務める、『アバター』シリーズ第3弾『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』より、監督やサム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナらメインキャストのコメントが公開された。
本作は、美しい“神秘の星パンドラ”を舞台に、先住民族ナヴィの生き方に共鳴した元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)が、ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)とともに、一族を率いて、パンドラを侵略する人類に反旗を翻す姿を描く。最新作では、パンドラを憎むアッシュ族のヴァランが人類と手を組み襲来。“炎の決戦”が始まる。
「これは家族が戦いの意味と向き合う物語」と語ったキャメロンは、本作の熾烈な戦いとアクションについて次のように語る。「ジェイクはみんなを救った伝説の戦士。でも、家族を犠牲にはできません。死ぬかもしれないとわかりつつ、戦争をさらに進めていきたくもありません。そういう葛藤が、この物語にはあるのです。そこへ今回はアッシュ族という敵が登場します。彼らはすごく興味深いキャラクターです。とくに、ウーナ・チャップリン演じるリーダー、ヴァラン。映画を観た人はみんな、“彼女に釘付けになった”と言いますよ。そしてアクションについてはハラハラさせるものがたっぷりあります。“アクションとはこうやるんだよ”と、しっかりお見せします」。

ジェイクたちに迫るヴァランは、パンドラの調和を保つ神のような存在“エイワ”に「見放された」と復讐心を燃やすアッシュ族の長であり、“炎を操る力”を持つ。予告編では、幼いころに故郷を失った際、民たちが助けを求めたにもかかわらずエイワは何も差し伸べてはくれなかったと、怒りをあらわにする。さらにヴァランは、自身に協力を持ち掛けてきた最強の傭兵クオリッチをはじめ、人類が備える圧倒的な軍事力と共にパンドラを狙い、戦いは壮絶な“炎の決戦”へと発展していく。クオリッチは、ナヴィの生き方に共鳴したジェイクに自身の部隊を壊滅させられたことで復讐を誓い、執念深くジェイクたちを追跡し続ける因縁の相手だ。
“喜劇王”チャールズ・チャップリンの孫であるウーナ・チャップリンは、「この部族はいままで観客が愛してきたパンドラの世界に、違った雰囲気や複雑さといった新たな層を持ち込みます。大自然とのつながりをなくした時、人は対立をしがちです。ヴァランは対立を好みます。このキャラクターは一筋縄ではいかないですよ」。スティーヴン・ラングは、「この作品は大規模かつ立体的なチェス盤のようだと思います。ジェイクたちは違う方向から、違う手段で攻撃されるのです。たくさんのキャラクターがいてそれぞれが目的を持っているため、もはや敵はひとつのグループではありません」と語る。
そんなヴァランたちの脅威にさらされるのは、ジェイク率いるサリー家。ジェイクはパンドラで築いた家族というかけがえのない存在を束ねる一家の長として、愛する星を守るために戦いに赴く。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』で家族の命を失った際には、悲しみを抱えながらも妻ネイティリに声をかけ、我が子を守るために共に再び戦いの地に向かう強さを見せた。ジェイクの妻ネイティリは、神秘の星を侵略する人間に対し強い敵意を持つ。ジェイク同様、家族の命を奪われた悲しみに打ちひしがれながらも、戦士としての力強さを見せ、囚われの身となっていた子どもたちの救出を見事に果たす。

ジェイクとネイティリの養女キリは、エイワとの深い結びつきを持っており、家族の命が危機に瀕した際にはエイワの力を借り、取り残された家族のもとまで助けに向かう頼もしい姿も見られた。そしてスパイダーは幼いころからサリー家の子どもたちと共に育ち、ナヴィ語や弓矢の扱いなどにも長けナヴィと同じ生活を送っている。戦いに敗れた父クオリッチを助け出すも、行動を共にはせず決別している。
ジェイク役のワーシントンは、「この家族は悲しみを抱えたまま戦うのです。この映画を“喪失についての映画”とは言いません。そこからどう立ち直るのか、立ち直るためにはどんな強さが必要とされるのかについての映画です。愛する家族のために戦うこと、彼らはなぜ戦うのか、そのことについての映画なのです」。ネイティリ役のサルダナは、「この映画ではこれまでよりずっと大きな危険が迫り、サリー家にとって非常に重要な瞬間が訪れます。スカイピープル(人間)はまだ諦めておらず、そこにアッシュ族という新たな試練が加わります。ネイティリも、彼女の周囲も、他の部族とここまで衝突したことはありません」とコメント。
キリ役のシガーニー・ウィーバーは、「私たちが出会う新しいキャラクター、ヴァランや彼女の部族はエイワに見捨てられました。この暴力的な部族に、私たちは大きな衝撃を受けます。またアッシュ族はエイワにコネクションを感じておらず、エイワを信じていません。私たち家族にとっては、エイワとつながらない世界なんて想像するだけで恐ろしいことです」。スパイダー役のジャック・チャンピオンは、「サリー家は考えられない悲劇を体験しそこから立ち直ろうとしています。そんなところへ、かつてと同じ危険、さらには新しい危険が迫ってくるのです。クレイジーです」と語った。
<作品情報>
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
2025年12月19日(金) 日米同時公開
(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
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