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主人公は“ゴジラの力を宿す”少年『ゴジラ』新作アニメシリーズ制作決定

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コンセプトアート (C)TOHO CO., LTD.

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シンガポールにて開催中の「Anime Festival Asia Singapore 2025」のステージ上にて、TOHO animationによる『ゴジラ』新作アニメシリーズの制作決定が発表され、コンセプトアートが公開された。

1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中で衝撃を与え続けてきた『ゴジラ』。2023年に公開された『ゴジラ-1.0』は国内だけでなく全世界でもヒットとなり、第96回アカデミー賞視覚効果賞を獲得。山崎貴監督による最新作『ゴジラ-0.0』の製作も決定し話題となっている。

新作アニメシリーズは、実写映画も含め今までのゴジラ作品では類を見ない、「“ゴジラの力を宿す”少年が主人公」という、シリーズ70年以上の歴史を振り返っても初のチャレンジとなる衝撃作だ。TOHO animationが放つ本作は、そのチャレンジにふさわしく『ゴジラ S.P〈シンギュラポイント〉』を手掛けたオレンジとタイの気鋭のアニメーションスタジオIgloo Studio(イグルースタジオ)がタッグを組んで制作する。

また、公開されたコンセプトアートは、まるでゴジラを彷彿とするような“放射熱線”を打ち出そうとする少年の姿が描かれており、今まで人類と対峙していたゴジラという破壊神の力をその身に宿した少年がどうなるのか、期待が高まるビジュアルとなっている。

<ステージ登壇者 コメント>
■大田圭二(東宝株式会社 専務執行役員 IP・アニメ本部長 兼チーフ・ゴジラ・オフィサー(CGO))
ゴジラという存在は、誕生から70年以上の歴史の中で常に“時代”を映す鏡となってきました。本作は“ゴジラの力を宿した少年”というシリーズ初となる試みで、いまの時代における恐怖と希望の両面をより深く描けると考えています。TOHO animationとして、新しい物語に踏み出す挑戦です。

■和氣澄賢(オレンジ プロデューサー)
『ゴジラ S.P〈シンギュラポイント〉』をはじめ、これまで培ってきた技術や演出を通して、その情熱をより強く今回のゴジラ作品に反映させたいと思っています。受賞歴も多く数々のアニメを手掛けてきたIgloo Studioさんとのコラボレーションも心から楽しみにしています。

■NAT YOSWATANANONT -ナット・ヨッサワッタナノン-(Igloo Studio Founder & CEO)
多くの人々に影響を与えてきたゴジラというIPに携わることができ光栄です。今の時代を生きる世界の人々が抱えている様々な思いをゴジラの物語に投影することができればと思っています。