南ア、アイルランドと対戦し、甘さを肌で感じたリーチ、37歳になっても「もっと激しく!」
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リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)
12月2日『NTT ジャパンラグビー リーグワン2025-26 開幕前メディアカンファレンス』前に、V2王者・東京ブレイブルーバス東京のNO8リーチ マイケル主将がメディア対応を実施。『リポビタンDツアー2025』アイルランド戦で負傷し、欧州遠征を途中離脱したが、本人は12月14日(日)『NTTリーグワン2025-26』開幕戦にターゲットを合わせているとキッパリ。
「リハビリしていて、順調にきている。もう開幕戦に向けて調整中。来週中盤にチーム練習に入る」
HO原田衛とLOワーナー・ディアンズが海を渡り、戦力低下を危ぶむ声があるが、リーチは否定した。
「マイケル・ストーバーグが(ブラックラムズ東京から)入ってきて、彼は経験があるし、リーダーシップもあるし、LOはカバーできていると思う。あとカラム・マクドナルドも(東京)サントリー(サンゴリアス)から入ってきて、彼のフィジカルは東芝のラグビーに合うと思う。HOも(花園)近鉄(ライナーズ)からきたアンドリュー・マカリオ、原田のギャップ、リーダーシップのカバーは大丈夫。33歳のマカリオはフロントロー全体を見てくれるし、同じ33歳のストーバーグもラインアウトのマネジメントをしっかりしてくれているから、すごく助かっている」
期待する若手も多いとリーチは続けた。
「(FL)アフ・オフィナも良くなっているし、(PR)ヴェア・タモエフォラウも良くなっている。あと(FL木戸)大士郎、それに(WTB)石岡玲英。いろんな選手の出番が去年より出てくると思う。去年(試合に出たの)は34名だが、40名になるのが理想。(WTB)ティージェイ(・クラーク)の左足はどんどん武器になると思う。昔の(アイルランド代表)ジェームス・ロウみたいに。チームにとってレフティは重要」
若手の台頭を期待するが、ポジションを譲る気はさらさらない。
「もちろん出てきてほしいけど、譲るという意味ではない。練習量、試合のインパクトで勝って、ずっと出たい。出続けるのが大事。経験だけではなく、身体を持っていきたい。ずっと出続けたいと思っている。去年よりパフォーマンスを上げないといけない」
南アフリカとアイルランド、世界のトップと対戦し、リーチは自身の甘さを実感したと言う。
「37歳、刺激がほしい。高いレベルのラグビーをやり続けることでどんどんレベルアップできる。今回の欧州遠征、自分のキャリアの中で一番良かった。世界1位、2位と対戦できて、自分の練習の甘さ、考えの甘さ、トップのスタンダードを肌で感じられた。すごくいいエネルギーを感じられた。もっとコンタクトフィットして、もっと激しくやらないといけない。そのためにニュージーランドからタックルダミー、ラックダミー、タックルスーツの器具を取り寄せた。ブレイクダウンをもっとハードにできる練習メニューを考えて、若手と一緒にやりたい。すごい楽しみ。早く届いてほしい」
リーチは本日12月3日に行われる『ラグビーワールドカップ2027』組み合わせ抽選会では出身国ニュージーランドと同じプールを望んだ。
「オールブラックスと一緒になればいいなと。出れば、最後の『RWC』になると思うし、日本がいつかオールブラックスに勝つという夢を持っているので。そこで対戦できたら最高だなと」
『NTTリーグワン2025-26』開幕戦・BL東京×埼玉ワイルドナイツは12月14日(日)・味の素スタジアムにてキックオフ。当日は4万人の集客を目指して日本ラグビー界初の愛犬と一緒に観戦できるドッグシートを設置、日本一・金賞受賞歴のあるキッチンカーが50台集結し、日本最大規模のラグビー体験を実施するなどイベンドが盛りだくさん。来場者全員に「BRAVE LUPUS デジタルトレカ -猛勇狼士録-」の限定カードをプレゼントする。チケット発売中。
東芝ブレイブルーパス東京対埼玉ワイルドナイツ NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 DIVISION 1のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2540599
NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 DIVISION 1の特設ページ
https://t.pia.jp/pia/events/rugby-leagueone/

