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「ダウントン・アビー」最終章のファッションに迫る特別映像、メアリーの勝負ドレスとは

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映画「ダウントン・アビー/グランドフィナーレ」場面写真。きらびやかなドレスとジュエリーをまとう長女メアリー(右)と次女イーディス(左)

英国ドラマ「ダウントン・アビー」シリーズの最終章となる映画「ダウントン・アビー/グランドフィナーレ」より、きらびやかな衣装とジュエリーの魅力を紐解く特別映像がYouTubeで公開された。映像には、メアリー役のミシェル・ドッカリー、イーディス役のローラ・カーマイケル、そしてシリーズを通して衣装を手がけてきたアンナ・ロビンスが登場し、1930年代のファッションと衣装制作の裏側を語っている。

20世紀初頭の英国貴族クローリー家と使用人たちの人間模様を描き、2010年の放送開始以来、世界200以上の国と地域で愛されてきた「ダウントン・アビー」。劇場版3作目となる今作では時代が1930年代へと移り、近代社会に足を踏み入れたクローリー家と使用人たちの新たなドラマが紡がれる。

1930年代は女性のファッションが大きな変化を遂げた時代。それまで主流だったボックス型のシルエットから、自然なウエストラインや長めの丈へと移行し、ファッションデザイナーのマドレーヌ・ヴィオネが開発したバイアスカット(立体裁断)の技術によって、体のラインを生かしたデザインが広まっていった。作中では、長女メアリーが父ロバートとフラットの内見に向かう場面で着用するピスタチオグリーンのベルベットコートなど、当時のトレンドを象徴する衣装が印象的に用いられている。家族会議のディナーシーンでメアリーが着用する淡いピーチ色のレースが重なったイブニングドレスには、ココ・シャネルへのオマージュも。

ロビンスは「ダウントン・アビー」シリーズが描いた1912年から1930年の時代の変化について、「20年近い期間におけるファッションと衣装の巨大な変化を簡潔にまとめることは不可能です。この2つの10年の間に、社会的・文化的・芸術的な動きや政治、フェミニズムの台頭によって大きな変化が起きました。衣装デザイナーとしての私の仕事は、顕著な変化を見極め、その変化を表現することです」と振り返った。

本作では、ロンドン社交界の最盛期“ロンドン・シーズン”が描かれ、舞踏会や晩餐会、アスコット競馬といった華やかな場面が次々と登場。特別映像では、舞踏会でメアリーがまとう赤いドレスがフィーチャーされた。「もっとも象徴的」と語られるこのドレスは、世間に離婚が公表される前夜、メアリーが最後の気ままな夜に自ら選んだ“勝負服”だ。大胆な背中のクロスオーバーデザインとダイヤモンド装飾は、彼女の強さと時代の変化を象徴している。

一方、ノエル・カワード来訪時のディナーシーンでイーディスが着用するドレスは、パリで発見された約100年前のローズ柄ターコイズ・ラメ生地が使用され、彼女の存在感と輝きを際立たせた。ティアラを含む豪華なジュエリーの数々も見どころの1つで、シリーズ完結編にふさわしい優雅さと贅沢さがスクリーンいっぱいに映し出される。

ジュリアン・フェローズが脚本、サイモン・カーティスが監督を担った「ダウントン・アビー/グランドフィナーレ」は1月16日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で順次公開。

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