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”答えひとつ”で運命が変わる!
究極の密室サスペンス『入国審査』が配信開始

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世界各地の映画祭で絶賛を集め、日本でも2025年夏に公開されて大ヒットを記録した映画『入国審査』がデジタル配信を開始し、DVDもリリースされた。本作は監督が体験した実話をベースに描く究極の密室サスペンス。結末がわかった上で観ても緊張感が高まる映画ファン必見&リピート必至の一作だ。

緊張、恐怖、予想外! 劇場で大ヒットした『入国審査』とは?

本作の主人公はスペインからアメリカに移住することになったカップル、ディエゴとエレナ。ダンサーでもあるエレナがグリーンカード(永住権)の抽選で移民ビザに当選し、ふたりで新生活を始めることを決めたのだ。バルセロナを飛び立ったふたりはニューヨークに降り立つが、入国審査中に係員から別室に案内される。

ふたりは正規のパスポートを持ち、移民ビザも、直近の出入国の記録も所持しており、何の問題も感じていない。しかし、ふたりは密室に案内され、入国の目的を問われる。携帯の使用を禁止され、逃げ場のない空間で、審査官の執拗な問いかけが続く。なぜ、自分たちがこんな目に? やがてディエゴとエレナは引き離され、それぞれに尋問が始まり、次第に予想もしなかった事実が明らかになっていく。

本作はバルセロナを拠点に活動する映画監督・脚本家のアレハンドロ・ロハスが実際に体験したエピソードが基になっている。海外に旅行に出た経験がある人なら誰しも入国時の審査で緊張したり、どう振る舞って良いのかわからずにドキマギした経験があるはずだ。本作はそんな“身近にある不安”をベースに極上のサスペンスが展開する。

ロハス監督は、同じくバルセロナで活動するフアン・セバスチャン・バスケスと共同で脚本・監督を務め、平凡なカップルが追い詰められ、やがて観客が想像もしなかった展開を描き出していく。空間は限定的だが、観る者の心を右往左往させる語り口(バスケス監督が撮影も手がけている)が圧倒的で、観客は誰も先の展開が読めないはずだ。

本作は17日間の撮影、65万ドルの低予算で制作された“ちいさな映画”だが、映画祭に出品されると、観客を緊迫と熱狂の渦に巻き込んだ。インディペンデント・スピリット賞で新人作品賞、新人脚本賞、編集賞の候補になり、SXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)など世界各地の映画祭を席巻。地元スペインだけでなく各地の映画レビューサイトでも高評価が集まった。

日本でも劇場公開され、大ヒットを記録。第二次トランプ政権下のアメリカで、移民の強制送還や不当な逮捕が日々報道されており、映画の完成度の高さはもちろん、身近な脅威として作品を受け止めた人、すぐそこにある恐怖として映画を体験した人も多かったようだ。

そんな“いま最も観るべき”映画のひとつでもある本作がデジタル配信を開始。DVDも発売される。

『入国審査』

■DVD発売中
価格:¥5,280(税込)
品番:DZ-0898
発売・販売元:松竹
収録分数:本編:約77分 + 映像特典(オリジナル予告編)
画面サイズ:16:9LBビスタサイズ
ディスク層式:片面1層
音声:(オリジナル)スペイン語・英語・カタルーニャ語 ドルビーデジタル5.1ch
サラウンド
   (オリジナル)スペイン語・英語・カタルーニャ語 ドルビーデジタル2.0ch
ステレオ
   (吹替)日本語 ドルビーデジタル2.0chステレオ
声の出演:興津和幸、白石涼子、本田貴子、田中完
字幕:日本語
※同日レンタル開始

https://movies.shochiku.co.jp/uponentry/

日本語吹替版で“緊迫感”は倍増!

本作の最大の見どころは、登場人物たちの緊迫した駆け引きだ。密室に連れていかれたディエゴとエレナは当初、何が起こるのか想像もしておらず、足止めされたことに苛立っている。ふたりは並んで審査官に向き合い、表情にも余裕が見える。しかし、審査官の威圧的な問いかけが続くことで状況が変化していき、ふたりが別々に尋問されたことで両者の感情はそれぞれ大きく動き出す。

大規模な破壊があるわけでも、恐ろしいモンスターが出てくるわけでもない本作がなぜ、こんなにもドキドキするのか? それは本作が登場人物たちの表情の小さな変化、発言のひとつひとつ、身体のこわばっている状態を漏らすことなく描くことで、緊張感を高めていく演出を採用しているからだ。

主人公たちは追い詰められ、答える内容ひとつで自身の運命が変わってしまうかもしれないという状況に置かれてしまう。感情がどう動いたのか? どのタイミングで、どのトーンで、どのように答えるのか? 一瞬の積み重ねで緊迫感が高まっていく。

そこでおすすめしたいのが、配信&DVDリリースのタイミングで初登場する日本語吹替版だ。セリフのニュアンスに徹底的にこだわって制作された吹替版では、字幕を読む必要がないため、俳優の表情の微細な変化など、画面に集中して映画を観ることができる。

アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』や『ブルーロック』などで活躍する興津和幸がディエゴを、『ハヤテのごとく!』などアニメ作品に多く参加し、『フィフティ・シェイズ~』シリーズなど外国映画の吹替も数多く担当する白石涼子がエレナを演じるほか、本田貴子、田中完ら“間違いなし”のキャストが集結しており、字幕版では気づかなかったポイントに気づけるかもしれない。

逃げ場ナシ! 密室サスペンスの魅力とは

映画『入国審査』は、スペイン・バルセロナで空港に向かう主人公を捉えるシーンから始まるが、ニューヨークの空港に着くと、主人公は逃げ場のない状況に置かれる。

出口のない環境で恐ろしい出来事や、衝撃的な展開が次々に押し寄せるドラマは“密室サスペンス”と呼ばれ、映画でも名作が多い。

裁判の陪審員に選ばれた者たちが部屋の中で丁々発止のやりとりを繰り広げる名作『十二人の怒れる男』や、ロンドンのアパートメントの一室を舞台にしたヒッチコックの名作『ダイヤルMを廻せ!』などが代表的な作品だ。

中には奇妙な仕掛けが施された謎の密室に閉じ込められてしまった者たちのサバイバルを描く『CUBE』や、アメリカ同時多発テロ事件が起こり、ワールドトレードセンタービルノースタワーのエレベーターに閉じ込められた男女5人を描く『ナインイレヴン 運命を分けた日』など、工夫を凝らした作品や、実話をベースにしたサスペンスも数多く存在する。

『ナインイレヴン 運命を分けた日』

密室サスペンスの最大の見どころは、何と言っても逃げ場がないこと。主人公も真犯人も対立する人間もすべてが同じ場所にいて、そこから動くことはない。結果、作者は限られた状況で物語を盛り上げようと、あれこれと伏線を張り、意外な展開を仕掛けようとする。そして観客はそこにある限られた手がかりから真犯人や先のドラマを読み解こうとする。

作り手も観客も腕が試される、そして真相を知ると最初から見返したくなるのが密室サスペンスの特徴だ。一方で、映画となると限定された空間のため、下手な監督が手がけると展開が単調になる恐れもある。

『入国審査』は77分の上映時間の中に必要な要素と伏線が無駄なく配置され、間延びする瞬間がまったくないまま最後まで駆け抜けていく。さらに監督が自ら撮影監督も務めており、単調にならずに観客を作品世界に引き込むショットで物語が語られ、主人公ふたりの不安や焦りをブーストさせるようなノイズや部屋の照明の変化が随所に仕掛けられている。短い上映時間でありながら、本作に盛り込まれている演出とトラップは満載だ。

配信やDVDでリピートすると、初回では気づかなかったポイントが必ず見つかり、密室サスペンスの“奥深さ”を堪能できる。

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