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DXTEEN、デビューから2年半を経ての成長「アリーナ公演をターニングポイントにしたい」

音楽

インタビュー

ぴあ

(撮影/梁瀬玉実)

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10万枚のチラシを自ら配り、有明アリーナを1万人の観客で埋める。そんな「限界を超える」挑戦をしている、6人組グローバルボーイズグループ・DXTEEN(ディエックスティーン)。JO1、INIの弟分グループとして2023年5月にデビューし、シンクロしたパフォーマンスとビジュアルを武器に、爽やかでポップな楽曲とエネルギッシュなパフォーマンスで注目を集める。

地上波での初冠番組『DXTEENの限界突破TV』では、2026年1月9日に控える“初アリーナ単独公演”成功に向けて、様々なチャレンジをする。2024年のワンマンライブ2000人から、5倍の規模への挑戦。デビューから2年半、次のステージへ飛躍する6人の思いとは。

「まじか」の3文字が浮かびました

――10月28日から、地上波初の冠番組『DXTEENの限界突破TV』の放送が始まりました。「年明けに有明アリーナ1万人満員」を目指し、難題にチャレンジする番組です。冠番組とアリーナライブのことを聞いた時はどう感じましたか?

平本健(以下、平本) パッと出てきたのは本当に 3文字だけで「まじか」が、最初の気持ちでした。

寺尾香信(以下、寺尾) 冠番組はすごく嬉しいと思ったんですけど、同時に有明アリーナの公演の挑戦も聞いて。戸惑いもありました。でも、「決まったからにはやるしかない」と。

平本 いずれこういう試練はあると思っていたけど、「このタイミングか!」と。一つ一つお仕事を重ねてきて、新しく僕らを好きになってくれた方が増えている実感が出てきたころに、急に、目の前に壁がドンっと。でもやるしかないです。DXTEENとしても、個人としても、大きく変わるきっかけになると思います。終着地点じゃなくて、通過点になるように頑張りたい。

大久保波留(以下、大久保) 急すぎてびっくりが一番強かったです。正直、僕らはまだ冠番組をやらせてもらえると思っていなかったので。有明アリーナも「本当に埋まるの?」って気持ちが強かったんです。2024年のワンマンライブのお客さんは2000人。単純に5倍なんです。「えっ?大丈夫?」っていう気持ちが最初に出てきました。今は、この挑戦を僕らのターニングポイントにしたいと思っています。

福田歩汰(以下、福田) 「DXTEENをもっと知ってもらいたい」との気持ちがあったので、地上波と聞いて嬉しかったです。有明アリーナは、驚きと嬉しさと一瞬の不安と、いろんな気持ちが浮かんで。メンバーの中でも僕が一番反応が遅くて、2秒ぐらい遅れて「……え?」みたいな(笑)。今は前向きに、絶対成功させようっていう気持ちです。

谷口太一(以下、谷口) シンプルに嬉しかったです。「どうしたらもっとたくさんの人に僕らのことが届くだろう」って話をグループでもずっとしていたので。地上波の冠番組で僕たちの必死さを届けられるのは嬉しいです。有明アリーナの公演は、ポジティブに捉えるしかない。DXTEENとして活動していく中で、絶対にいい経験になるはずなので。

田中笑太郎(以下、田中) 冠番組が決まった時は、もちろん嬉しかったです。でも有明アリーナについては、まずは規模の大きさに驚いて。ただ、NICOのみんなが協力してくれて、一緒に頑張ってくれているのはすごく心強いなと思っています。今は本当に楽しみです。

「おもしれー男」から「菩薩系アイドル」まで

――今回、DXTEENの皆さんそろってのぴあ登場は初めてです。ぜひ隣に座っているメンバーの他己紹介をお願いします!

平本 (福田)歩汰はDXTEENの「おもしれー男」です。デビューしてから一番大きく変わったメンバーで、トークではとりあえず歩汰に振ればどうにかなる。歌がうまくて、練習の時は「こうした方がいいよ」と他のメンバーに教えてくれます。歌も歌える、面白い男です。

福田 (大久保)波留は、一人の時はマイペースだけど、6人でいる時はすごく周りを見てる。気遣いができて、自分では「MCは苦手」と言ってるけど、僕は全然上手いなと思っています。パフォーマンス面では、見せ方が上手で、カメラで抜かれた時にバッチリキメてかっこいい。ダンスもラップも歌もできます。最近は高音も任されることが多い。さすがオールラウンダーだなと思います。

大久保 (にっこり微笑みながら)ありがとうございます!  (田中)笑太郎は、20歳になったばかりの末っ子で、第一印象は可愛らしい顔とキャラクター。だけど、スタイルが良くてギャップが大きいです。デビュー当時から見てくれている方にとって、少年から大人になっていく変化が一番大きいんじゃないかなと。ボーカルの声が唯一無二で、ダンスもどんどんダイナミックになっています。

平本健
寺尾香信

田中 大人になりました! (寺尾)香信くんは、菩薩系アイドル。お寺の息子なんです。何でもできるんです。ピアノ、三点倒立、お経も読めるし、ピラティスもやってるんですよ。

谷口 (うなづきながら)幅広いなぁ。

大久保 ピラティスで幅広い...…?

田中 いろんなことに挑戦して、何でも頑張る姿勢を尊敬しています。パフォーマンスは、パワフルボイスが魅力です! 香信くんの声はマイクにガンガン乗って、声量がすごい。聴いている人も圧倒されるだろうし、聴いている僕たちも気分が上がります。

寺尾 最近特に、(谷口)太一くんは"ビジュ大爆発"って言葉が似合います。パフォーマンスでモニターに抜かれた時の華が一番ある。デビュー当時からダンスメンバーとして引っ張ってくれてるし、ちょっとずつリーダーのツッコミ属性も見えてきました。

谷口 健は、DXTEENの"やんちゃんボーイ"。関西代表の兵庫県出身で、お笑いのレベルを底上げしてくれてる。健のツッコミで救われることも多いです。パフォーマンス面では、ラッパーなので、やんちゃ感が強め。そういうタイプが好きな方には絶対に刺さるメンバーだと思います。

「見ている何倍もしんどい」バラエティ番組の撮影

――『DXTEENの限界突破TV』の撮影はいかがでしたか? 初回では、皆さん滝行にチャレンジされていました。先ほど教えていただいた皆さんの個性が、番組を通じてとても伝わってきます。

寺尾 色々な形で体を張っています! 長い時間をかけた撮影がギュッと30分にまとまっているので見応えがあるかなと。番組で僕らを知ってくれた方がライブに来てくれたら嬉しいですね。

平本 「今日はこれに挑戦します」と言われて「これでいいの?」と思ったんですけど、予想以上に大変でした。バラエティを見て「大変そうだな」と思っていた以上に、実際にしてみると何倍もしんどくて。滝行も行きましたけど、本当の限界突破はまだまだこれからです。

――番組のタイトルにちなんで、最近の「限界突破」は?

田中 筋トレです。ジムに通い出して、波留くんがパーソナルトレーニングの先生みたいに付き合ってくれています。

大久保 一人で行った時とみんなで行った時の気持ちの持ちようが違うんです。一人だと限界突破できないけど、みんなで行くと粘れます!

谷口 昨日もダンベル上げながら「行けるとこまで行こう」「もう上がらんってとこまで!」「回数決めずに無限に行こう」みたいに言ってたね。

田中 最初は「いけるわ」と思ってたら10回めくらいから……「ロックがかかる!」みたいな。上がらない。そこからがキツくて、限界突破したね。

谷口太一
福田歩汰

――みなさんでジムに行かれるんですか?

大久保 そうですね。歩汰くん以外は行っています。

福田 僕は……大丈夫です(笑)。そこを突破できる力は持っていないです。

大久保 歩汰くん、限界突破しようとしているようにあまり見えないよね。スルッとクリアしているというか。

福田 えー、限界突破、なんだろう。あるかな?

大久保 僕は、お仕事の限界突破ですね。未知のジャンルのお仕事でも、最近は有明アリーナに向けて全部チャレンジしようと思っていて。マネージャーさんから話がきたら全部「やります」って答えています。

太一君は、最近料理をめっちゃしてる。もともとはやらず嫌いだったと思うけど、最近はお母さんにレシピを聞いて色々な料理にチャレンジしてるよね。

谷口 確かに、最近ずっと料理してるかも。夜遅くても作っています。

田中 太一君の家にお邪魔したら、部屋が暗くて、一個のライトだけキッチンについてるんだよ。

平本 オシャレなやつ。

寺尾 高級ディナーの感じ。

谷口 雰囲気いいやん。母とビデオ通話しながら作っています(笑)。

田中 煮込む時間にプロテイン飲みながら、観葉植物に水あげて。いい男の生活。

寺尾 歩汰は観葉植物は置いてない?

福田 置いてないですね。料理もしてないし、筋トレもしてない。

一同 あははっ(笑)。

谷口 そんな中での「限界突破」は?

福田 僕、ありました。最近ドラマの撮影が重なって『Lemino MUSIC FES』に向けてみんなと振り付けを合わせる時間がとれなくて。5人では合わせていたけど、僕が参加できないことが多かったんです。でも、みんなが丁寧に教えてくれたので、集中してやり切れました。

前の僕だったら不安でしようがなかったと思うけど、自信を持ってやれたし、限界突破したのかなと思います。

谷口 確かに、限界突破してた。新しい振り付けも10分15分で覚えていて。「歩汰ようやったな」って感じましたね。

NICOと共に、有明アリーナへ

――最近は『Rakuten GirlsAward 2025 AUTUMN/WINTER』(以下、ガルアワ)や『Lemino MUSIC FES』など、NICOの皆さんにお会いする機会も多くありました。NICOの皆さんへメッセージをお願いします!

平本 僕たちの出演時間のためだけに、遠くから足を運んで見に来てくれて、すごく嬉しいです。NICOのみんなが有明アリーナを埋めるために協力してくれているのも、DXTEENとNICOの関係性が可能にしているんじゃないかなと。

昔から応援してくれている方もいれば、新しく好きになって応援してくれている方もいて。新しい方も、楽な気持ちで来てもらいたいです。一曲も知らなくてもいいので、足を運んで来てくれたら嬉しいです。

寺尾 6枚目のシングル『両片想い』期で新しく僕たちを知ってくれる方が増えた気がします。皆さんが何がきっかけでDXTEENを知ってくれたのかを聞くのも楽しい。

いつも応援してくれているNICOのみんながいるから頑張れています。全力で応えて、たくさんのものを届けたいです。この気持ちはずっと変わりません。

田中 「愛されてるな」って感じます。僕の誕生日にみんなお祝いしてくれて。誕生日広告を出してくださったり、SNSで僕のトレカとケーキと一緒に写真撮ったり。めちゃくちゃ愛されてるなって。有明アリーナでは、もっと幸せな空間で、もっとNICOを楽しませて、笑顔を見られるように頑張りたいと思います!

田中笑太郎
大久保波留

大久保 NICOのみんながたくさん応援してくれているのが心強いです。「有明アリーナでのライブを成功させる」ゴールに向かってみんなで頑張りたい。5年後に、「あの分岐点があったから今のDXTEENがあるんだな」って思えるような、ターニングポイントにしたいです。

谷口 有明ライブが決まってから、DXTEENもNICOもより一層一致団結していると思います。僕たちが何をするにしても皆さんが乗っかって応援してくれて。一つのチームとして、目標をみんなで達成しようと懸命になっている。DXTEENのことを知らなかった方や、ちょっと気になってたけど行ったことないという方にたくさんきてもらえたら嬉しいです!

有明アリーナライブは、これまで応援してくれてたNICOの皆さんはもちろん、初めて来る方にも、DXTEENの良さが伝わるようなライブにしたい。次のステップアップに、しっかりつなげたいです。

ーーNICOの皆さんの頑張りも伝わってきますか?

谷口 はい。イベントで直接お会いした時に「本当に頑張るね」って言葉をかけてもらうことが多くなりました。ありがたいです。

1万人の有明アリーナへ向けて準備中

――1月9日に有明アリーナで開催する「2026 DXTEEN ARENA LIVE 〜FULL OUT!〜」に向けて、どんな準備をしていますか? DXTEENの皆さんはTikTokも「面白い」と評判です。

平本 1万人を埋めるために必死なので。できるだけ早く流行は取り入れて、LAPONEの中でもSNSの使い方は凝っている気がしますね。

寺尾 最近はパフォーマンス面でも話が進んでいます。やりたいことを詰め込もうとしているので、ものすごいボリュームになりそうです。初めてのアリーナなので、壮大で見応えあるライブになるんじゃないかな。

谷口 今までの会場と広さが違うからこそ、よりお客さんの近くに行きたいです。スタンドとアリーナで分かれるので、どう近づきに行くか考えています。DXTEENが次のステージに行ったなって思ってもらえるようなパフォーマンスを全力で見せたいなと思います。

田中 アリーナだからこそできる演出とか特効とかこだわりたいです。やりたいことをみんなで話し合って、目いっぱい詰め込んで、良いライブにできたらな。

大久保 僕の中のテーマは「サプライズ」。1個大きいサプライズというより、皆さんがずっと楽しめるような流れにしたいですね。

福田 DXTEENを知っている方はもちろん、知らない方も、誰一人置いていかないライブにできれば。「DXTEENを応援していてよかったな」「幸せだな」と思ってもらえるような空間を6人で作りたいです。

――デビューから2年半が経ち、成長を実感する場面は?

大久保 メンバーの個人仕事での活躍を見ると、成長しているのかなと思います。太一くんがダンス番組に出ていたり、歩汰くんのドラマを見たり、「もっと自分も頑張ろう」って。バラエティやトークでも、出る人が出るみたいなのが少しずつできてきたかな。前は一斉にしゃべって、行くべきところでみんな引いちゃったりしていたので。

ーー初期のYouTube動画で「緊張してて可愛い、今は堂々としてるなあ」みたいなコメントを見かけました。

全員 えー! やばそう(笑)。

平本 昔は台本通りに進めることで精一杯だったし、すごく緊張していたし、経験もまだまだ浅かった。今は出るとこは出ることを、みんなが楽にできるようになってきました。空気感が楽になってきました。

大久保 自分たちの立ち位置が分かってきたよね。

寺尾 そこに関しては、めちゃめちゃ話し合ったもんね。

大久保 いろいろ話したけど、長年過ごすうちに感覚なのかなって思うようになりました。

――皆さんの仲の良さが伝わってきます。最近の楽しかったエピソードも教えてもらえますか?

大久保 10月18日が笑太郎の20歳の誕生日で。12時になった瞬間にピンポン押して、5人でお祝いしに行ったら「待ってました」って出迎えてくれたね。

田中 メンバーの誕生日はめっちゃ楽しいです。波留くんの誕生日にメンバーだけでシュラスコを食べに行って。お肉いっぱい食べたね。

谷口 普段もみんなでご飯は食べるけど、6人だけでの完全プライベートは、初めてレベルでしたね。

大久保 本当にあの時……友達みたいだったね。

全員 あはは! 確かに。

大久保 結局仕事のことも話すけどね。

田中 ちょっと新鮮でした。また行きたいね。

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DXTEEN 公式HP
https://dxteen.com/

撮影/梁瀬玉実、取材・文/かたおか由衣

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