米露潜水艦艦長がタッグを組む 『ハンターキラー 潜航せよ』特別映像公開
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『ハンターキラー 潜航せよ』 2018 Hunter Killer Productions, Inc.
元アメリカ海軍潜水艦艦長による原作と、アメリカ国防総省、アメリカ海軍全面協力のもと、『ワイルド・スピード』シリーズ製作陣によって進化を遂げた潜水艦アクション『ハンターキラー 潜航せよ』が、4月12日(金)に公開される。このたび、本作に登場するアメリカ、ロシア両国の潜水艦艦長ふたりに光を当てた特別動画が公開された。
ロシア近海で1隻のアメリカ海軍原子力潜水艦が姿を消した事件から、本作の物語は始まる。ジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜“ハンターキラー”は捜索に向かった先で、無残に沈んだロシア原潜を発見、生存者の艦長を捕虜とする。同じ頃、地上ではネイビーシールズ精鋭部隊の極秘偵察により、ロシア国内で世界を揺るがす壮大な陰謀が企てられていることが判明する。未曾有の緊急事態を回避するため、ハンターキラーには限りなく“ゼロ”に近い成功率の任務が下る。それを果たすためには、絶対不可侵の水中兵器ひしめくロシア海域へ潜航しなければならない。グラスは任務遂行のため、シールズとタッグを組み、禁断の作戦実行を決断する。
攻撃型原潜“ハンターキラー”を指揮するグラス艦長を演じるのは、『300 〈スリーハンドレッド〉』のジェラルド・バトラー。ロシア原潜に置き去りにされたアンドロポフ艦長を、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のミカエル・ニクヴィストが演じる。
公開された映像の中でバトラーは、新任艦長であるグラスについて「従来の艦長とは考え方が違う」とそのキャラクターを説明。劇中、“ハンターキラー”に下される、上層部からの無謀すぎる任務に対して、グラスがロシアの海を知り尽くす敵国のアンドロポフ艦長を仲間に引き入れる“掟破り”の策に出ようとする姿や、グラスの説得にアンドロポフ艦長の心の揺れを感じさせる場面を捉える本編映像なども収められている。
「これはふたりの艦長の物語なんだ」というバトラーの言葉とともに紹介されるアンドロポフを演じるニクヴィストは、先だって惜しくも亡くなり、本作が遺作のひとつとなった。ニクヴィストは「同じ海軍の人間として共通点の多いふたりだ」とグラスとアンドロポフの共通点を語り、バトラーは「彼の姿を見ているだけで勉強になったよ。本当に勉強熱心なんだ」と相手方艦長を演じた名優を称えている。
『ハンターキラー 潜航せよ』
4月12日(金)公開