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エル・ファニングが明かす、出演を決断した理由とは? 『ガルヴェストン』場面写真一挙初公開

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『ガルヴェストン』 (c)2018 EMERALD SHORES LLC -ALL RIGHTS RESERVED

命の終わりが近いことを悟り、組織に反旗を翻した殺し屋と、頼る者もなく傷ついた美しい女が紡ぎ出す“ハード・クライム・ムービー”『ガルヴェストン』が、5月17日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショーとなる。この度、本作の場面写真が一挙初公開され、主演のひとりであるエル・ファニングが出演を決断した理由が明かされた。

主演を務めるのは日本でも圧倒的な知名度と人気を誇る女優ファニングと、『インフェルノ』『疑惑のチャンピオン』などで知られる実力派曲者俳優ベン・フォスター。また本作のメガホンを取ったのは『イングロリアス・バスターズ』『複製された男』等に出演するフランスを代表する国際派女優で、監督としても高い評価を受ける才人メラニー・ロランだ。

原作は、傑作ドラマシリーズ『TRUE DETECTIVE』『マグニフィセント・セブン』などの脚本家としても知られるニック・ピゾラットのデビュー作『逃亡のガルヴェストン』(早川書房刊)で、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補にもなった傑作犯罪小説だ。『レオン』『ドライヴ』といった名作を彷彿とさせる、繊細なストーリーテリングと映像美だけでなく、時に目を背けたくなるほどに荒々しいバイオレンスまでも見事に描ききり、さまざまな映画祭に出品され高い評価を獲得している。

今回公開された場面写真では、ボスの裏切りにあい、裏社会から追われる身となったロイ(フォスター)と、組織に囚われていた家出娘で、娼婦として金を稼いでいたロッキー(ファニング)との、危険な逃避行が映し出されている。ふたりが逃亡先として向かうのは、ロイの思い出の地であるガルヴェストン。場面写真では、地平線がどこまでも続く長い道路や、ガルヴェストンの美しい海岸、砂浜といったアメリカの原風景、心に闇を抱えたふたりの繊細な表情や、狭い車内の中でロッキーと、妹のティファニーが仲睦まじく触れ合うシーンなどが切り取られている。歳が離れたふたりが、旅を通じて徐々に信頼し合う様子が場面写真から感じ取れる。

子役時代からデヴィッド・フィンチャーら多くの名監督に愛されてきたファニングは、本作で悲惨な境遇から抜け出すために身体を売って生きるしかなかった若い娼婦・ロッキーを熱演。今回、ファニングが出演を決意した経緯について明かした。

「『逃亡のガルヴェストン』の映画化に向けて、メラニーが動いているという話は耳に入ってきてたの。最初に脚本が送られてきて、その内容が素晴らしかったから直ぐに“凄く出たい”と思ったの。それからメラニーと初めてスカイプで話をして“一緒にやろう!”となったのよ」と、即決断したという。なおロラン監督は、初めて脚本を呼んだ直後「ロッキー役にエルが浮かんだの。第2候補はいないと思ったの」と感じたそうで、監督が描くベストなキャスティングが成立できたと語っている。豪華役者陣が紡ぐ濃密なストーリーとともに、ファニングの新境地とも言うべき、本作への期待値が高まる。

『ガルヴェストン』
5月17日(金)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

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