映画「木挽町のあだ討ち」主題歌は椎名林檎の「人生は夢だらけ」、新映像も到着
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「木挽町のあだ討ち」メインビジュアル
柄本佑が主演を務める映画「木挽町のあだ討ち」の主題歌が椎名林檎の「人生は夢だらけ」に決定。主題歌スペシャルムービーがYouTubeで解禁された。
永井紗耶子の同名小説を原作にした本作は、ある雪の晩に芝居小屋・森田座のすぐそばで美しい若衆・伊納菊之助が父の仇討ちを成し遂げたことから始まるミステリー。多くの人々に目撃されたその事件は、美談として語られることに。そして1年半後、菊之助の縁者と名乗る侍・加瀬総一郎が芝居小屋を訪れ、仇討ちの裏に隠された真相に迫っていく。
「人生は夢だらけ」は椎名がCMソングとして書き下ろした楽曲をセルフカバーした2017年リリースの楽曲。映画ではエンディングに使用されており、椎名の長年のファンである監督の源孝志は「“陽”の椎名林檎の魅力を感じさせる最たるもので、陽を浴びる大通りを、高らかに、堂々と歌いながら歩いていくような曲だ」と語っている。
主題歌スペシャルムービーは、菊之助と作兵衛の衝撃的な仇討ちの場面から始まり、1年半後、主人公・総一郎が森田座を訪れるシーンへと展開していく。森田座の人々との出会い、仇討ち当日の事情聴取、菊之助とそれぞれの人物との関わりが断片的に映し出され、事件の裏に隠されたもう1つの物語が少しずつ浮かび上がっていく。
「木挽町のあだ討ち」は2月27日より全国でロードショー。出演には長尾謙杜(なにわ男子)、瀬戸康史、滝藤賢一、沢口靖子、北村一輝、渡辺謙も名を連ねた。
源孝志 コメント
私は椎名林檎さんの長年のファンである。彼女の楽曲のどこが好きかと問われると「全部」、としか言えないのだが、とりわけ歌詞の言葉の選び方、置き方がたまらなく好きだ。散文的でありながら物語を内包するうねりがあり、文学的なのだが血や体液のような生な残り香が漂う。それを彼女が声にして歌うとゾワゾワっとさせられるハメになる。陰と陽、表現者として多面的なところもリスペクトせざるを得ない。この「人生は夢だらけ」は、“陽”の椎名林檎の魅力を感じさせる最たるもので、陽を浴びる大通りを、高らかに、堂々と歌いながら歩いていくような曲だ。
「木挽町のあだ討ち」は、世間からドロップアウトし、生き甲斐を求めて(食うためだけではない!)芝居小屋に流れ着いた人間たちの物語。江戸という大都会で最下層と蔑まれながら、観客の前で束の間の夢を作り上げて見せる矜持、反骨と誇り。いわば日本の歴史の中で初めて現れた「自覚ある自由人」だと私は思っている。
そんな彼らが武家社会の不条理に対して“一発かます”痛快さを楽しんでもらい、「いやぁ~面白かったね。気分いい」と言いながら映画館を出て行ってもらいたかった。それが、私がこの曲をエンディングテーマに望んだ理由です。椎名さん、ありがとうございました。
©︎2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 ©︎2023 永井紗耶子/新潮社

