田淵智也と山中さわおを迎え、「武道館に架ける虹」と銘打ったスペシャルライブをレポート!
日本武道館に先駆け、現在、2025年11月発表の14thアルバム『夜空に架かる虹』をひっさげ、全国ツアー『a flood of circle 20周年記念ツアー"日本武道館への道"』を開催中。その2025年を締め括ったのが、『FM802 RADIO CRAZY presents a flood of circle 5.6 「武道館に架ける虹」@LIVE HOUSE Antenna -BEYOND ZERO Garage-』だ。
長年の盟友、UNISON SQUARE GARDEN/ THE KEBABSの田淵智也(b)と、対バン形式の全国ツアーへの参加も決定している山中さわお(ex.the pillows)を迎えた熱い宴をレポート!
盟友、UNISON SQUARE GARDENの田淵智也が登場!
黒いノースリーブドレス姿のHISAYO(b)、アオキテツ(g)、渡邊一丘(ds)に続き、白いライダースジャケットとデニムのパンツというトレードマーク的なスタイルでステージに登場した佐々木亮介(vo)。飲んでいたドリンクのカップをフロアへ投げ入れると、「伝説の夜を君と」がスタート。ソリッドな演奏が満杯のフロアに轟き、観客の熱気も一気に加速。そして、<ダーリン、君からしたらこんなのってバカみたいかい>と、「理由なき反抗(The Rebel Age)」の冒頭フレーズを佐々木が歌い上げた途端、観客たちは片手を突き上げながら力強いシンガロングで応える。
『FM802 RADIO CRAZY presents a flood of circle 5.6 「武道館に架ける虹」@LIVE HOUSE Antenna -BEYOND ZERO Garage-』と銘打たれたこの夜のステージは、来たる5月6日(水・祝)に開催される、バンド結成20周年を記念した日本武道館公演へと続く壮行会。武道館に虹を架けるべく、「お友だちを紹介します!」という佐々木の呼びかけで登場したのは、フラッドの盟友、UNISON SQUARE GARDEN/ THE KEBABS・田淵智也(b)だ。どうやらリズムに乗って登場する予定だったらしいが、紹介されて登場した田淵の「リズムに乗って出るんじゃなかったっけ」の一言で登場をやり直しする一幕も。仲の良さありきの様子にフロアが爆笑する中、フラッドのロゴTを着た田淵のリードボーカルで「世界は君のもの」がスタート。佐々木とのマイクリレーで歌い、楽しそうにステージを跳ね回る田淵を華麗に交わしながら、HISAYOがクールにベースを奏でている。
「人生なんて…平和なんてもう終わってると思ってるやつ!その通りだぞ!でも『まだ世界は君のもの』!」佐々木の合図で再び田淵とのマイクリレーを披露。武道館という山に躊躇なく挑めるのも、 a flood of circleというパレードを続けることができるのも、こんな風にロックンロールや喜びを分かち合える心強い盟友がいてくれるからこそ!
憧れの先輩、山中さわおの頬にキス!
田淵がステージを去った後、「唯一残っているホンモノのロックだよ」という佐々木の紹介でステージに山中さわお(ex.the pillows)が登場。現在開催中の対バン形式による全国ツアー『a flood of circle 20周年記念ツアー"日本武道館への道"』にも出演する山中は、「日本武道館についてのアドバイスがふたつある」と宣言。フラッドと同じく結成20周年の時に武道館公演を経験した先輩として、<遅刻しない><楽屋にいないでステージに立つ>の2項目を4人に助言。
そして、アオキテツのギターがヒリヒリと鳴り響く「Rollers Anthem」を佐々木と共に熱唱。《間違ってないぜ》と歌いながら間違えた、と反省する山中に、「孤独と向き合ってた時にさわおさんに出会った。出会えてなかったらうちのバンド、壊れていたと思う」と告白する佐々木。憧れであり、救世主。そんなthe pillowsの「レディオテレグラフィー」を山中とふたりで歌ったあと、佐々木が山中の顔を両手で包み、突然その頬にキス!驚く山中とフロアを前にして、楽しそうに笑い合うメンバーと得意げに微笑む佐々木。
︎武道館に架ける虹を、目を開けて見に行こう!
スペシャルな顔ぶれを迎えて盛り上がった後、再びバンドだけで武道館に虹をかけるべく最後に披露されたのは、14枚目となるニュー・アルバム『夜空に架かる虹』のタイトル曲「夜空に架かる虹」。バンドの未来に向けた挑戦であり、20年のバンドの軌跡を祝う宴でもある日本武道館公演に対する赤裸々な思いが場内に熱く響く。抱えていたギターを下ろし、ステージ前の柵に登った佐々木が即興で元歌詞を変え、突き上げられたオーディエンスたちの拳が広がるフロアに向かい、マイクレスで叫ぶ。「5月6日/武道館/目を開けて夢を見に行こう」来たるべきその日、私たちが見るのは目を閉じて見る夢ではなく、バンドがずっと夢見ていた未来へと続く物語の始まりだ。
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