豪華キャスト競演による音楽劇で、主演・木下晴香が故郷・佐賀の舞台に凱旋!
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木下晴香
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すべて見る2026年3~5月に、佐賀・鳥栖市民文化会館 大ホール他、全国各地にて上演される音楽劇『コーカサスの白墨の輪』。主演は、ミュージカルを中心に幅広い活躍を見せる木下晴香。鳥栖出身で、『キッズミュージカルTOSU』でミュージカルの基礎を学んだという彼女が、「デビュー以来の夢だった」という地元公演への抱負や作品の見どころを語った。
『コーカサスの白墨の輪』は、『三文オペラ』などで知られるドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトによる演劇の金字塔的作品。「遠い昔の物語」として描かれたオリジナル作品を、劇作家・演出家の瀬戸山美咲が「未来の戦争が終わった後の物語」として再構成する。作品の話をもらい原作を読んだという木下は、「“偉大な傑作”と身構えて読み始めたんですが、80年も前に書かれたとは思えないくらい現代を生きる私たちの胸にも刺さる物語」とその魅力を説明。自身が演じるグルーシェは、内乱のさなか置き去りにされた太守夫妻の“こども”を、自分の“こども”として育てる料理女。「なんて怖いもの知らずなんだろうと思いながら、血のつながっていない小さな男の子を、命がけで育てていく彼女のまっすぐさと、エネルギーに圧倒されました。戦争で追い込まれ、極限の状態を生きるグルーシェの心情を想像しながら、丁寧に役づくりをしていきたい」と抱負を語った。

「登場人物を通して描かれる様々な人間像が、魅力的なキャストの方々によってどう具現化されていくのか、ますます楽しみになった」と語るように、木下を始めとする演技力と歌唱力を兼ね備えた実力派俳優の顔ぶれにも注目。
グルーシェの婚約者で戦地に赴く兵士・シモン役は、ミュージカル『ヘアスプレー』『テラヤマ・キャバレー』など話題作への出演が続く平間壮一。木下とは、デビュー作のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(2017年) 以来の仲だが、芝居でしっかり絡むのは初めてとか。「全幅の信頼を寄せているので、こまめに相談しながら演じたい」と笑顔を見せる。物語のクライマックスとなるのは、 “生みの親”太守夫人ナテラと、“育ての親”グルーシェが、どちらが“こども”の母親かをめぐって争う裁判シーン。ナテラ役を演じるのは、ミュージカル『Once』のヒロイン役などで活躍目覚ましいsara。彼女の個人的なファンという木下は、ナテラとの裁判シーンを楽しみにしているそう。
また、グルーシェと同じ料理女で友人のスリカは、『十二国記 -月の影 影の海-』の好演も記憶に新しい加藤梨里香。木下とは、「公私ともに仲良しで、いてくれるだけで安心できる存在」だとか。そして本作のストーリーテラーともいえる“旅一座の歌手”役に扮するのは一路真輝。「宝塚歌劇団 雪組の元トップスターで大先輩であるにも関わらず、びっくりするほど気さくな方(笑)。作品でご一緒するのは初めてで、今から本当に楽しみ」と笑顔がこぼれる。また、反乱によって偶然に裁判官となり、裁判の判決を下すことになる呑んだくれのアズダク役には眞島秀和。映像作品に留まらず、舞台作品でもその才能を見せる眞島だが、「ビジュアル撮影後の取材ではずっと『舞台は怖いです』とおっしゃっていて(笑)」と意外な一面を教えてくれた。
上演台本・演出を務める瀬戸山美咲との縁は、本作が3度目という木下。「私にとって初めてのストレートプレイ『彼女を笑う人がいても』(2021年) で台本を担当されていたのが瀬戸山さん。脚本に込められた力強い想いや願いから、私自身いつも力をもらっていました。瀬戸山さんの脚本には、『このセリフをきちんと届ければ、この作品の魅力は伝わる』という信頼感があります。ミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』(2022年) で、初めて演出家としてご一緒しましたが、出演者と足並みをそろえて一緒に芝居を作っていく方で、稽古が楽しかったのを覚えています。今回も瀬戸山さんや出演者の方々と、一緒に芝居創り上げていく過程を楽しみにしています」。

設定が未来ということで人工知能などの題材も織り込まれ、物語を彩るオリジナルの楽曲も打ち込みなどを交えた斬新な楽曲になりそうとのこと。「まずはこの作品で鳥栖を始め、全国で公演できることに幸せを感じています。出演者皆で紡ぐ感情のうねりを、観ているお客さまに体感していただけるのが演劇の醍醐味。舞台ならではのエネルギーに満ちた『心の共振』を、ぜひ劇場で体験してください」。
<公演情報>
音楽劇『コーカサスの白墨の輪』
【東京公演】
3月12日(木)~30日(月)
会場:世田谷パブリックシアター
【兵庫公演】
4月11日(土)・12日(日)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【岡山公演】
4月18日(土)・19日(日)
会場:岡山芸術創造劇場 ハレノワ 中劇場
【佐賀公演】
4月24日(金)・25日(土)
会場:鳥栖市民文化会館 大ホール
【愛知公演】
5月2日(土)・3日(日・祝)
会場:春日井市民会館
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2563921
音楽劇『コーカサスの白墨の輪』スポット映像
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