ジャン=ピエール・レオと子供たち共演のきっかけの様子が 『ライオンは今夜死ぬ』特別映像
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1月20日に公開される『ライオンは今夜死ぬ』より、ジャン=ピエール・レオと子供たちが初めて出会ったワークショップの様子を捉えた特別映像が公開された。
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本作は、『不完全なふたり』『ユキとニナ』の諏訪敦彦監督が、ヌーヴェルヴァーグを代表する名優であるレオを主演に迎え撮り上げた仏日合作作品。南仏コート・ダジュールを舞台に、老俳優が洋館で出会った子供たちとともに映画を作り、心を通わせていく模様を描く。
このたび公開された特別映像は、2016年4月10日、南仏のぺメナードで撮影されたもので、レオと子供たちの共演が始まるきっかけとなったワークショップの模様が映し出されている次々と嘘の自己紹介をレオにしていく子供たち。イタズラ好きのマックス、歌のオーディションに出るアンナ、フランス大統領の息子、大きくなったら大工になりたいププー……恥ずかしそうに発言する子供たちと、それを見つめるレオの眼差しが印象的な映像だ。
メガホンを取った諏訪監督は、「南仏の子供たちと行った、映画作りのワークショツプにおいて、子供たちとジャン=ピエール・レオが初めて対面した瞬間の映像です。子供たちは、レオの前で宿題として考えてきた“嘘の自己紹介”をします。彼らの発表に耳を傾けるレオの優しい表情が印象的でした」と当時を振り返る。さらに、「この直前に、子供たちは14歳のレオが主演した『大人は判ってくれない』を観ました。上映が終わって、いきなり現れたレオを“みんなが今観た映画に出ていた人だよ”と紹介すると、子供たちはキョトンとして“どの役を演っていた人ですか?”なんて言っていました」と、『大人は判ってくれない』上映エピソードを披露。続けて、「その後、みんなは“嘘の自己紹介”として創作したキャラクターを使って、老人と子供たちの出会う物語を創作し、レオと一緒に演じたのです。『ライオンは今夜死ぬ』が現実に動き出した瞬間でもありました」と語り、『ライオンは今夜死ぬ』が動き出した瞬間の様子を明かした。(リアルサウンド編集部)