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就活生描く「恋と就活のダンパ」、加藤諒は面接で「入室からやり直しさせられた」

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「恋と就活のダンパ」試写会の様子。左から加藤諒、小芝風花。

NHK スーパープレミアムドラマ「恋と就活のダンパ」の試写会が本日4月11日に東京・NHK放送センターで行われ、キャストの加藤諒と小芝風花、制作統括の出水有三と川西琢が出席した。

本作は、ある大学の理工学部4年生で就活に励む菅猛と、菅の友人ら学生の姿を描く物語。就職面接で全戦全敗の菅が、ひょんなことから“10社以上の内定を持つ勝ち組の大学生”のふりをしてダンスパーティへ行くことなってしまうコメディドラマだ。菅を加藤が演じ、共演者として小芝風花、白洲迅、須賀健太、華村あすか、深水元基、長井短、嶋田久作らが並ぶ。脚本は、「おっさんずラブ」の徳尾浩司が担当した。

今回就活生を演じるにあたって、加藤は就活生のドキュメンタリーを観て役作りをしたと話し、「オーディションはたくさん受けていて、それと就活ってちょっと似てるなと思いながら演じました。あとは10社受けて10社落ちてしまったアルバイト面接のことも思い返しましたね」と過去のエピソードを披露。具体的な面接先については、「渋谷あたりのマンガ喫茶をまず攻めて……。あと某サッカーチームの会場での案内役や、某バンドのライブ設営も落ちました」と笑いながら明かす。また大学入試の面接に話が及ぶと、「大学の入学試験で志望動機を話すとき、用意していたマニュアル通りに答えたら、面接官に『それはあなたの言葉ではないのでもう1回やり直し』と入室からやり直しさせられた」と当時を振り返った。

小芝は役との共通点について質問され、「周りの目を気にしてしまうところ」と回答。「人に見られる仕事だからこそ、どういうふうに見られてるのかっていう恐怖があります。私が演じた愛海も、こうしておけばこういうふうに思ってもらえるだろうっていうことに必死になって、自分を出せなくなってしまう」とコメント。加藤は「ほぼ共通してます。恋も苦手だし、今までお付き合いしたことがないんです。告白はしてもうまくいかなかったりとか、アルバイトの面接でも全部落ちてますし」と、自身と役との重なりが大きいことをうかがわせた。

最後に、就活面接における定番の質問でもある“自身のストロングポイント”について小芝は「セリフを覚えることができます」と控えめに語る一方、加藤は「世間的知名度」と自信満々に述べて笑いを誘った。

「恋と就活のダンパ」は、NHK BSプレミアムにて4月27日21時に放送される。

「恋と就活のダンパ」

NHK BSプレミアム 2019年4月27日(土)21:00~22:29 放送