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【インタビュー】柿澤勇人&吉沢亮、7月、日本初上陸!トニー賞6部門受賞の傑作ミュージカルにWキャストで挑む

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(左から)吉沢亮、柿澤勇人

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学校に友達がおらず、日々孤独を感じるエヴァン・ハンセンは、社交不安障害の治療のため、医師に勧められた自分宛ての手紙を書いている。だが同級生のコナーにその手紙を持ち去られたことで、彼の人生は大きく動き出し……。トニー賞6部門に輝く大ヒットミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』が日本初上演。主人公のエヴァン・ハンセン役を柿澤勇人と吉沢亮がWキャストで演じる。

――観客として好きであると同時に、俳優として出演したい作品だったそうですね。その理由は?

柿澤 作品としても、役としても、自分に近いところがたくさんあったからですかね。エヴァンに共感できるところはあり過ぎるくらいあって、考えすぎちゃうところとか、友達があんまりいないところとか、人とコミュニケーションを取ることは嫌いじゃないけどうまくできないところとか、自己肯定感が低いところとか。でもこの業界だと、これだけ多様性の時代って言われているにも関わらず、ポジティブであることが良しとされることも多くて。だからこそこういった作品が生まれたこと自体が嬉しいですし、ぜひ自分がやってみたいと思いました。

吉沢 僕は普段からミュージカルをやっているわけではないので、「やりたい」と言うのもおこがましいのですが……。ただ観るとどうしてもやりたいと思ってしまうので、とにかく好きなんでしょうね、ブロードウェイのミュージカルが。中でもこの作品は、ブロードウェイでの初演を観た時から自分の心に強く残っていて。ですから今回オファーをいただいた時は「おぉ!」と思ったのですが、改めて曲を聴いたら「え、こんなに難しいの!?」と(笑)。ブロードウェイでの観劇時は歌の印象よりも、どちらかというと主演のベン・プラットさんのお芝居に衝撃を受けていたので、今、結構焦っています。

――本作の音楽を手がけたのは、『ラ・ラ・ランド』などでも知られるベンジ・パセックとジャスティン・ポールです。柿澤さんにとっても難しいナンバーですか?

柿澤 キーが高いんです!。原曲キーで歌うことが正しいとは思いませんが、やっぱり半音でも下げてしまうことによって、曲が持っているエネルギーみたいなものが失われる場合は往々にしてあります。そのためにも1年半前くらいから新しい先生にお願いしてボイトレしてはいますが、そう簡単に音域って広がらなくて(苦笑)。それでもできる限りの努力をして挑もうと思っています。

――吉沢さんにとっては『プロデューサーズ』(2020年)以来のミュージカル出演となります。歌による表現の難しさ、面白さとは?

吉沢 歌はより繊細だと思います。お芝居ってどこか正解がないというか、自分なりの解釈が入って、その人のオリジナルが正解になっていくものだと思うんです。ただそこに歌が入ってくると、音程やリズムなど、ある程度の正解がある状態でのお芝居が必要になってくる。ごまかしが効かない分、非常に難しいなと。ただやっぱり音と共に高まっていく分、やっていて気持ち良さを感じる、楽しいなと思うことも多いです。

――Wキャストが柿澤さん、吉沢さんだと知った時の心境は?

柿澤 最初にオファーをいただいた時は、正直出来ないと思ったんです。やりたいと思ったのはもう10年前もで、今や僕も30代後半。エヴァンは10代の学生の役ですからね。それでもやろうと思えたのは、Wキャストが吉沢くんだったことが大きいです。吉沢くんがどう役を作っていくのか、それを近いところで見られるっていうのは、大きな決め手のひとつになりました。

吉沢 『ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~』(2016年)の時の柿澤さんがすご過ぎて、この人には敵わないと思いました。だから僕にとっては雲の上の人であり、そんな人と同じ役をやる恐怖たるや! という感じなのですが(笑)。やると決まった以上、柿澤さんに支えてもらうしかないと思っています。

――最後に、本作を楽しみにされている読者にメッセージをお願いします。

柿澤 SNSがあふれている現代社会で、誰とでも簡単に繋がれているようで実はまったく繋がれていない、みたいなこともあると思います。そういった中で孤独や寂しさを感じたり、ちゃんと人とコミットするってなんなんだろう? と考えることが多くて。それはきっと僕だけではないと思いますので、今の日本に生きる我々が観てエヴァンに共感してもらえるところはいっぱいあるんじゃないかと思っています。

吉沢 僕自身、ものすごく衝撃を受けたミュージカルです。それを初めて日本版として皆様にお届けできることが、まずとても嬉しいです。そして僕が感じたあの衝撃を皆様にも感じていただけるよう、全力で僕なりのエヴァンをお届けできたらと思っています。

取材・文:野上瑠美子
スタイリスト:五十嵐堂寿(柿澤勇人)/荒木大輔(吉沢 亮)

〈公演情報〉

ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』

〈東京公演〉
日程:2026年7月25日(土)〜8月23日(日)
会場:EX THEATER ARIAKE (東京ドリームパーク内)
※ぴあ全館・半館貸切公演あり

〈愛知公演〉
日程:2026年8月29日(土)~9月6日(日)
会場:御園座

〈大阪公演〉
日程:2026年9月10日(木)~21日(月・祝)
会場:梅田芸術劇場メインホール

チケット情報:
https://w.pia.jp/t/dearevanhansen2026/

公演オフィシャルサイト:
https://horipro-stage.jp/stage/dearevanhansen2026/

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