若尾文子の伝説的5作品がBS10プレミアムで一挙放送! 魅力を凝縮した番宣映像が解禁
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『卍(1964)』 (C)KADOKAWA 1964
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すべて見る日本映画黄金期を象徴する女優・若尾文子の特集「ザ・レジェンド:俳優 若尾文子」が、3月にBS10プレミアムで放送される。この度、若尾の魅力を紹介する番宣動画が到着した。
最盛期の大映(現:KADOKAWA)を京マチ子、山本富士子とともに支え、“大映三大女優”と呼ばれていた若尾。今回の特集で放送されるのは、『妻は告白する』『卍』『清作の妻』『赤い天使』『しとやかな獣』の5作品。その中でも、のちに「大映ドラマ」の基礎を作り上げる増村保造監督との名コンビが生み出した4作品では、単なる清純派の枠を超え、愛のために狂気をも辞さない情熱的な女性像を熱演している。
『妻は告白する』は、弁護士の円山雅也が執筆した『遭難・ある夫婦の場合』を、『影武者』の井手雅人が脚色したミステリー。当時、20代後半で女優として曲がり角に立っていた若尾は、「台本を抱いて寝る」という意気込みで、疑惑に揺れる妻の心理を巧みに表現した。増村監督のもとでステップアップを果たし、大女優への転機となった作品だ。

『卍』は、文豪・谷崎潤一郎の同名小説を新藤兼人が脚色し、当時はタブーとされた女性同士の愛の行方を描いた衝撃作。内に欲望を秘めた人妻役の岸田今日子と、彼女を「姉ちゃん」と呼び、小悪魔的魅力を放つ社長令嬢役の若尾が、濃密な演技合戦を繰り広げる。主人公となるふたりの女性に、それぞれの相手の男性も加わって男女4人の欲望が複雑に入り乱れる人間ドラマを、増村監督が瑞々しいタッチで綴った。
『清作の妻』は、日露戦争下の農村を舞台に描いた人間ドラマ。吉田絃二郎の同名小説を原作に、脚本を担当した新藤がラストを変更するなど大胆に脚色し、増村監督が濃密なドラマに作り上げた。少ない台詞で、夫を愛する女の内に秘められた情念の凄まじさを表現した若尾は、キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞に輝いた。本作について若尾は後に「一番好きな映画」と振り返っている。

『赤い天使』は、日中戦争を題材にした有馬頼義の同名小説を映画化した作品だ。増村監督のもと、若尾が極限状態の戦場で愛に生きる従軍看護婦を体当たりで演じた。重傷を負った傷病兵の世話をする彼女の姿を通して、過酷な戦争の現実とその中で露わになる人間の本能を生々しいタッチで描き出した異色の戦争映画となっている。若尾演じる主人公と芦田伸介扮する軍医との愛のドラマが、過酷な現実との対比で際立つ。

『しとやかな獣』は、若尾が名匠・川島雄三監督とタッグを組んだ最後の作品であり、男たちを手玉に取るしたたかな悪女を軽やかに演じている。高度経済成長期の象徴である団地の一室を舞台に、欲に目が眩んだ男女が互いを出し抜こうとする姿を、軽妙な会話と巧みなカット割り、ブラックユーモア満載で描いた痛烈な風刺劇だ。『清作の妻』でも脚色を手がけた新藤兼人が原作・脚本を担当している。

「ザ・レジェンド:俳優 若尾文子」番宣動画
<番組情報>
「ザ・レジェンド:俳優 若尾文子」
『妻は告白する』
放送日時:3月2日(月)10:20/3月23日(月)25:50
『卍(1964)』
放送日時:3月4日(水)10:20/3月25日(水)24:10
『清作の妻』
放送日時:3月5日(木)10:20/3月26日(木)25:20
『赤い天使』
放送日時:3月9日(月)10:15/3月27日(金)25:50
『しとやかな獣』
放送日時:3月3日(火)10:10/3月24日(火)25:10
詳細ページ:
https://www.bs10.jp/premium/feature/detail/20260314/?date=2026-03
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