ドラマ『歌舞伎町弁護人 凜花』武田航平の見どころはキスマーク?独占コメント&記者会見レポ
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2019年4月13日(土)深夜0時からスタートする新ドラマ『歌舞伎町弁護人 凜花』の記者会見が都内にて行われ、朝倉あき、武田航平、山地まり、岡田浩暉、渡辺裕之ら主要キャストが登壇した。
六本木の法律事務所に務めるエリート弁護士・美鈴凜花が、ひょんなことから父親の経営する歌舞伎町の弁護士事務所で働くことになり、弁護士としてはもちろん人間としても成長を遂げていく姿を描く本作。
民放ドラマ初主演を務めた朝倉は「素晴らしいキャストの方、スタッフさん達に支えられて幸せだなと思える瞬間がたくさんありました。こんな経験ができているのは、主役という立ち位置にいられるからこそ」と、撮影を振り返り感慨深げ。
凜花のことを昔から知り、歌舞伎町へと引き込んでいく事務員の牛島蓮司を演じた武田は、見どころを聞かれると「牛島は凜花さんを上手く転がし、時に背中を押したり、時に厳しくしたりと影で支える役。見どころはサポートに徹する僕の姿と眼鏡です!」とコメントし笑いを誘った。
凜花に憧れ、歌舞伎町に舞い込んでくる後輩弁護士の山田蘭を演じた山地は、「蘭は凜花さんのことが大好きで凜花さんのためなら体を張ります!凜花さんへの愛を強くもったチャーミングな女の子」と役柄を紹介しつつ、「私も凜花さんを越えて朝倉さん自身のファンになりました!その愛を見ていただけたら」と役柄同様に朝倉へラブコールを送った。
この日の会見ではキャストはそれぞれ自身の役衣装を身にまとい登壇。凜花たちの行きつけのスナックのママ、しのぶを演じる岡田浩暉は、歌舞伎町で店を構えるオネエ役に挑戦。役作りについて聞かれると「何もないのよ。この衣装を着ると勝手にそうなるの」と特別な意識はしていないとし「準備には2時間ぐらいかかる。女優さんはこんなに準備にかかるんですね」としみじみ。また、ドレス衣装の際はピンマイクを足元に仕込むことについても触れ、チャイナドレスを太ももまでたくし上げセクシーショットのサービスも。「今回、毎話カツラと衣装を変えているからいろんな私を楽しんで」と女優顔負けのアピールを見せた。
突然行方をくらませた凜花の父、美鈴花太郎を演じる渡辺は今年に入ってから父親役は6作目とのことで「他の作品との兼ね合いでできなかったけど、本当はもっとむさ苦しく無精髭を生やしたりと原作にある風貌にしたかった」と悔しげな表情。また、ストーリー上、花太郎の登場が作品の後半になるため他のキャストよりも遅く現場入りしたとのことだが「すでにチームワークができていたし、深夜の撮影でもテンションが下がらずに大きい声で現場を盛り上げるようなキャスト、スタッフで、非常にやりやすかった。僕自身としての見どころは最終回」とコメント。すると、すかさず武田が「大分先になっちゃいますね(笑)」とツッコミを入れ取材陣を笑わせた。
また、本作では真夜中ドラマと銘打っていることからも、深夜枠ならではのお色気シーンも見どころのひとつ。凜花が仕事の合間のリフレッシュとしてエステを受けるシーンや、その他にも様々な女性キャストによる体当たりなシーンも散りばめられている。
朝倉は「自分に色気があると思ったことはなかったので、最初にお話を聞いたときはどうなるんだろうって思いました」と当初は戸惑いを抱えていたことも明かしつつ「セクシーに映っていたならありがたいです」と笑顔を見せた。
朝倉を凜花に抜擢した澤田プロデューサーは、原作を読んだ段階から凜花は朝倉しかいなかったと語り、「朝倉さんは大清楚なイメージ。清楚ほど色っぽい。ギャップで色っぽさが増すだろうなと」と起用した理由を明かす一幕も。
続けて朝倉は「お色気シーンばっかりがフィーチャーされているわけではなくて、脚本家さんも力を込めて書いてくださっています。それ以外のシーンも素敵な作品になっているので」とフォローをしつつも「普通のドラマだったら触れない部分が描かれていて、どこからが上品でどこからが下品なのかという境目が難しかった。そのバランスを楽しんでいただけたら」と語った。
また、出演キャストの情報が解禁された際に、武田が「世の女子のためにも脱ぐ準備はできている」というコメントを発表したことにも話題は展開。作品の中で、武田の体当たりシーンはあるのかと聞かれると「キスシーン?もありましたし、そういう意味では色気を出せたんじゃないのかな(笑)」と視聴者の期待を煽るコメントも飛び出す。「牛島が凜花さんのことが好きなのか?という部分が見えるシーンもありますし、そういう男心も見てほしい」と凜花との恋模様にも注目してほしいと熱く語った。
また、ぴあではそんな武田に独占取材を決行。第1話の見どころについて聞くと、まさかの裏話を明かしてくれた。
「やっぱり僕の顔中につけられたキスマークですね(笑)。あのキスマークは男性のスタッフさんが唇にルージュを塗りたくって本当にキスをしてできたものなんです。目にもするし首にもするしで……。僕、首が弱いんですよ。今着ているワイシャツも触れるだけでくすぐったくなっちゃうぐらい。キスマークをつけられたときに僕が「わっ!」って声を出したら監督から「お前も感じてんじゃねぇ!」って言われて、そういうんじゃないよ!って思いました(笑)。という、体当たりシーンももちろん楽しみにしていてほしいですが、第1話は凜花さんが歌舞伎町に来て、右も左も分からないまま突き進んでいく必死な姿や、自分の正義を貫き通して弱者を守るという爽快な女性の在り方に注目していただきたいです。凜花さんの手によって強者たちが裁かれるところが見どころだと思います」
真夜中ドラマ『歌舞伎町弁護士 凜花』は2019年4月13日(土)深夜0時よりBSテレ東ほかにてスタートする。
撮影/冨永智子 取材・文/榎本麻紀恵
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