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RYOKI MIYAMAが今幸せだと語る理由「僕には、愛してくれる人たちがいる」

音楽

インタビュー

ぴあ

(撮影/杉映貴子)

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3月15日は、RYOKI MIYAMAにとって特別な1日だった。国立代々木競技場 第一体育館にて開催されたAGESTOCK2026。今年2月にソロアーティストとして再出発を果たした三山にとって、ソロ初となるライブステージ。本番を控える楽屋で、彼は待ち切れないように目を輝かせた。

「昨日までは何とも言えない緊張を感じていました。お客さんの目の前に立って音楽を届けることが、アーティストの使命。だから、アーティスト活動をやるなら、早くライブをやりたいと思っていました。その日がいよいよやってきたことに昂るものがありますし、何より今回は僕のファン以外の方もいらっしゃる場。ここで僕がいいパフォーマンスをすることで、思いもしない出会いを生むことができる。どれだけの人に楽しんでもらえるか。想像するだけで、今はもう楽しみしかないです」

RYOKI MIYAMAは前へ踏み出すことを決めた。

その胸に宿るのは決して悲壮な覚悟ではない。目の前に現れたRYOKI MIYAMAは、子どもみたいにわんぱくな笑顔で、自らの夢と未来について語りはじめた。

大先輩の一言で、もう一度音楽をやってみようと思えた

2月8日に1stシングル『Tadaima』をデジタルリリース。そのわずか4日後に『BOOOM』を発表。さらに同月27日に『Original Sin』の配信がスタートするなど、怒涛の新曲ラッシュで三山凌輝はリスタートを遂げた。だが、グループ脱退後、アーティスト活動を行う青写真は、彼のプランの中にはなかったという。

「一旦休むというか、音楽はいいかなという気持ちでした。でも、ずっとお世話になってる大先輩とご飯に行ったときに『お前がアーティストをやらんのはもったいないやろ』と言われて。『ソロとして成功するまで手伝ってやるから』といろんな方を紹介してくださったんです。自分が心から信頼している方に、そうやって背中を押してもらえたことで、もう一度音楽をやってみようと思えた。やっぱり好きではあったので、音楽が。徐々に環境が整っていく中で、音楽を通じて自己表現することが心から楽しいと思えた。その瞬間、今だったらできるかもと気持ちが決まって、こうしてまたステージに立たせてもらうことになりました」

『Tadaima』を筆頭に、一連のディスコグラフィの作曲を手がけるのは、プロデューサーのNAKKID。彼とだから実現し得るドライブ感あふれるコラボレーションが、RYOKI MIYAMAの音楽を唯一無二のものにしている。

「現場で『ここの音こうしたいね』『じゃあ、リリックはこうしようか』と話し合いながら曲をつくっていって、できた瞬間、よしその場でRECしようぜとなるのが今の僕たちのやり方。半端ないスピードで曲をつくる僕に対し、NAKKIDさんは同じスピード感でアジャストしてくれる。その波長であったり、すり合わせ力というものを心から信頼しています。そもそも曲をつくると決めたのは、AGESTOCK2026への出演が決まってからなんです。そこからこの短い期間でこれだけの曲を揃えられたのは、NAKKIDさんがいたから。最強の相棒です」

まるで旧知の仲のようなパートナーシップを築いているが、意外なことに知り合ったのは、つい最近のことだという。

「去年の後半から今年の頭にかけて、すごくいろんな出会いがありました。NAKKIDさんをはじめ、今、自分の会社で働いてもらっている人も、ここ最近出会った人が多くて。まさに、僕の人生における転機と前進が凝縮したような半年間でした。そこから派生して一気に今の活動の基盤となる人間関係が構築されていったという感じで。昔から僕を理解してくれている人も変わらずそばにいてくれますが、その人たちと同じ温度感で新しく出会った人たちが僕をサポートしてくれている。本当にありがたいことだなと感謝しています」

『生き急いでるの?』と言われても足を止める気はない

AGESTOCK2026のバックステージには、自らが経営するあんかけパスタ専門店のケータリングが並んだ。実業家としても頭角を現す三山を支えるのは、人との出会いだ。

「昔から人に恵まれているという自信はあります。そこはもう僕の一番の才能と言ってもいいくらい。僕自身が、人が好きなんですよ。裏切られることなんていっぱいありますけど、それでもやっぱり人が好き。僕という人間と向き合い、良き理解者となって応援してくれる人。同じ目的を持って一緒に動いてくれる人。僕の思いに感銘を受けてくれる人。ピンチのときもそうやって僕のことを愛してくれる人が変わらず近くにいてくれたから、僕は今も人が好きだと胸を張って言えるんです」

そうした信頼できるコミュニティは、万人につくれるものではない。逆風の中でも人が離れないのは、その人に何かしらの強い求心力があるからだ。三山凌輝もまた自分を取り繕わない率直さが、得がたい魅力となっている。

「今の時代、一度表に出ると決めた時点で、それはもう世の中に消えないデジタルタトゥーを残すということなんです。だから変に隠しても自分の首を絞めるだけ。誤魔化していたら、応援してくれるファンのみなさんとの間にも齟齬が生まれてしまう。だから僕は最初から自分はこういう人間ですということを全部嘘なく自己開示したい。その上で応援してもらったほうが、何かあったときも疑問や不信感を与えずにすむ。信頼してほしい人がいるなら、まずありのままの自分をさらけ出すこと。それが、僕が大事にしているポリシーの一つです」

RYOKI MIYAMAの話すスピードは速い。まるで体の奥で持て余したエネルギーが行き場を求めて溢れ出しているかのようだった。

「よくみんなから『生き急いでるの?』とか言われます。でも、逆に考えてみてって思うんですよ。普通に生きてたら、80歳とかで僕らの人生は終わる。じゃあそこまでに何ができるのか。ちゃんと逆算して考えて実行に移していかないと、気づいたら年だけとって終わっちゃう。むしろもっとスピードを上げていかなきゃ、目標としているところまで全然辿り着かないなって思ってるくらいです」

今、RYOKI MIYAMAは何を目指しているのか。そこには、彼の考える幸せについての答えがあった。

「僕も家族ができて、そこに幸せを感じるわけです。となると、今度は僕がこの幸せをちゃんと守れるだけの人間にならないといけない。悔しいですけど、全世界の人を僕一人で守ることはできない。だからこそ、自分の周りにいる人たち――僕のキングダムだけはミサイルが落ちてこようが、かめはめ波が飛んでこようが、守れる人間でありたい。そのためには、ここからの3年が大事。30歳になるまでに、ちゃんと自分のポジションを確立できているか。この3年を爆裂に駆け抜けていけるかで、未来が変わってくるんです。だから、『生き急いでるの?』と言われても足を止める気はないです」

夢がない人に、夢を持てと言うのは横暴だと思う

三山凌輝には、常にビジョンがある。叶えたい夢があり、それを手にするための勇気と努力を厭わない。

だが、低体温の現代に、彼のような人間はむしろ異端だ。大多数の人たちが夢を問われても答えに窮するだろうし、やりたいことがなんとなくイメージできていても、それを形にするだけの実行力を持てずに日々をやり過ごしている。

「夢がない人に、夢を持てと言うのは横暴だなという気がするんですね。自分の人生をどう生きるかは、その人の自由。それをどうこう言う筋合いは誰にもないと思っています。ただ、本当に何もやりたいことがないかと言ったら、実はちょっと違う気もしていて。たとえば、避暑地に豪華な別荘を建てて、そこで一生遊んで暮らしていいよと言われたら、やりたいって手を挙げる人はいると思うんですよ。つまり、それがその人のやりたいこと。じゃあ、それを実際にやれるようにするにはどうしたらいいか。具体的なステップを考えていくうちに、ずっと内向きだった思考が社会に向いて、何もやる気のなかった人が、ちょっとずつ変わっていくかもしれない。自分は何に幸せを感じるのか。それを手にするには何が必要なのかを考えるための周囲の働きかけだったり社会のサポートみたいなものがあると、もっと世の中の空気も変わっていくんじゃないかなという気はします」

本来、夢なんてなければなくてもいいはずだ。なのに必要以上に焦ってしまうのは、SNSによって他人の人生が可視化できるようになったからだろう。あの子より自分の毎日は充実していない。あの子はあんなに頑張っているのに、私は何もできていない。知らぬ間にないものばかりを数えて自分を追い込み、夢がなければいけないと呪いをかけてしまう。

「僕は人と比べるということを昔から一切しないんです。だって、時間の無駄じゃないですか。どれだけ比べたところで、その人にはなれない。だったら、自分にしかないものを見つけて、それを最大限に発揮したほうが圧倒的に効率がいいと思う」

誰にも自分の価値基準を明け渡さない。ブレない自分軸が、RYOKI MIYAMAの強さの根源だ。

僕にとって大事なことは、自分が納得できたかどうか

クリエイティブに関する考え方も一貫している。

「僕にとって大事なことは、自分が納得できたかどうか。自分が納得したものが世間からも評価してもらえるのが最高に幸せ。二番目は、世間から評価してもらえなくても、ちゃんと自分が納得できていること。そういうのって、意外と身近な家族とかは『めっちゃいい』と言ってくれたりするんですよね。許せないのは、世間から評価されたけど、自分は納得できていないもの。それは意味がわからない。音楽の世界も、今こういう曲を出したら売れるみたいなものってありますけど、僕はそんな事に惑わされたくないと思ってます(笑)」

人生の幸福度を決めるのは、自分がちゃんと主導権を握れているかどうかだ。RYOKI MIYAMAは、それを本能的に理解している。自分で選んで決めた道なら、その先に待っているのがどんな獣道でも決して後悔しない。

「だから、夢の話に戻りますけど、ほんのちょっとでも何かやりたいという気持ちが1ミリでもあるなら、そして殻にこもって何もできていない自分に鬱憤を抱えているなら、僕は甘えるなと言いたい。さっき言った通り、人生は逆算です。最後に納得して終わるためにも、立ち止まっている時間はない。そのためにも無駄な努力はするなの一択しかないです、僕からの答えは」

ブレーキなんていらない。フルスピードで、RYOKI MIYAMAは走り続ける。逆算した人生の最終地点。ゴールラインの向こう側に、彼はどんな光景を思い描いているのだろうか。

「家族と仲間のみんなで草っ原で死にたい(笑)。今、パッと浮かんだ光景がそれでした。そこで『ええ人生やったな』って笑えたら、もう何も言うことはないです」

やっぱり人なのだ。トロフィーの数で幸せは決まらない。どれだけの人を愛し、どれだけの人から愛されたか。人こそが、RYOKI MIYAMAの財産だ。

「恥ずかしい話なんですけど、最近、めっちゃ『今、幸せだわ』って口にする回数が増えてて。普通そんなのわざわざ言わないというか、ありえないじゃないですか。でも、言っちゃってる(笑)。めちゃくちゃ忙しいし、大変なこともいっぱいあるけど、でも見ている方向が同じ人たちと仲間になれて、一緒に行動できて。思わず『今、幸せだわ』って口から出てる僕を見て、みんなが『お前、それ何よりだわ』って笑ってくれる。そういう今がものすごく幸せです」

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RYOKI MIYAMA HP
https://gomasu.life/


撮影/杉映貴子、取材・文/横川良明

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