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濱口竜介の新作「急に具合が悪くなる」カンヌ国際映画祭コンペ部門に出品

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濱口竜介の新作映画「急に具合が悪くなる」ビジュアル

濱口竜介の新作「急に具合が悪くなる」が第79回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることが明らかに。濱口、キャストの岡本多緒、長塚京三、黒崎煌代のコメントが到着した。

本作の舞台はフランス・パリ。介護施設の施設長であるマリー=ルー・フォンテーヌは、人手不足やスタッフの無理解に悩まされていた。そんな中、彼女は森崎真理という日本人の演出家に出会い、がん闘病中の真理の演劇に勇気をもらう。同じ名前の響きを持つ偶然に導かれ2人の交流が始まるが、あるとき“急に具合が悪くなる”真理。病の進行とともに2人の関係は劇的に深まり、互いの魂を通わせていく。ヴィルジニー・エフィラがマリー=ルー、岡本が真理を演じた。

濱口の監督作がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出されるのは、「寝ても覚めても」「ドライブ・マイ・カー」に続き3度目。「ドライブ・マイ・カー」は脚本賞など4冠を達成した。「急に具合が悪くなる」は同映画祭でワールドプレミア上映され、日本が世界初の劇場公開の場となる。

濱口は「撮影現場ではヴィルジニー・エフィラさんと岡本多緒さんをはじめとした俳優さんたちの演技に日々、感動していました。キャスト・スタッフの精魂込めた仕事の成果をここから、多くの観客へと届けたいと思います」とコメント。岡本は「私にとってもかけがえのない特別な作品となった本作を、約四か月間滞在していたフランスの地で初お披露目できる喜びを噛みしめるとともに、日本での公開も心から楽しみにしております」とつづっている。清宮吾朗役の長塚、窪寺智樹役の黒崎によるコメントは以下の通りだ。

フランス、日本、ドイツ、ベルギーの合作「急に具合が悪くなる」は、6月19日より全国で公開。がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者・宮野真生子と、人類学者・磯野真穂が交わした20通の往復書簡を、濱口が大胆に脚色した。国内ではビターズ・エンドが配給する。

濱口竜介 コメント

映画「急に具合が悪くなる」の完成と、カンヌ国際映画祭コンペティション部門でのワールド・プレミア決定をご報告したく思います。原作者のお二人にもこの場を借りて、心より感謝致します。ありがとうございました。撮影現場ではヴィルジニー・エフィラさんと岡本多緒さんをはじめとした俳優さんたちの演技に日々、感動していました。キャスト・スタッフの精魂込めた仕事の成果をここから、多くの観客へと届けたいと思います。とても、楽しみです。

岡本多緒 コメント

かねてより俳優として憧れを抱いていたカンヌ国際映画祭は、自分にはどこか遠い存在のように感じていましたが、このようなかたちで濱口監督とともにその舞台に立てることを、いまだに不思議な思いで受け止めております。私にとってもかけがえのない特別な作品となった本作を、約四か月間滞在していたフランスの地で初お披露目できる喜びを噛みしめるとともに、日本での公開も心から楽しみにしております。

長塚京三 コメント

どうにもならない人生を受け止めて、なお強く生き抜こうとする真理。
彼女に寄り添い、彼女を護るもうひとりのマリー=ルー。
彼女たちを透して見えるのは、生きることの素晴らしさ、美しさ。
この歳になって、このような作品に参加できた幸せを、噛みしめています。
カンヌでの上映が楽しみです。

黒崎煌代 コメント

カンヌ国際映画祭コンペティション部門への選出の知らせを伺い、出演者の一人として大きな喜びを感じています。
フランスで撮影されたこの作品を、まずフランスの皆さまにご覧いただけることを、今からとてもワクワクしております。
本作品がカンヌ国際映画祭を皮切りに、世界中の多くの方々へ届いていくことを心より願っております。

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