『ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち』宇都宮美術館で ファン・ゴッホがアルルで描いた名画が10年ぶりに来日
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フィンセント・ファン・ゴッホ《跳ね橋》1888年、油彩、カンヴァス、ヴァルラフ=リヒャルツ美術館・コルブー財団蔵 Vincent van Gogh, The Drawbridge, 1888, Oil on canvas,Wallraf-Richartz-Museum & Fondation Corboud, Cologne, Photo: (C) RBA, Cologne
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すべて見る2026年4月19日(日)より、宇都宮美術館で『ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち ヴァルラフ=リヒャルツ美術館所蔵』が開催される。同館の開館30周年と宇都宮市の市政施行130周年を記念し、ドイツ有数の美術館、ヴァルラフ=リヒャルツ美術館・コルブー財団のコレクションより、印象派とそこに関連するフランス近代美術の名品の数々を紹介する展覧会だ。

タイトルにもあるように同展最大の見どころは、約10年ぶりに来日するゴッホの《跳ね橋》だ。「跳ね橋」という主題は、ゴッホがオランダ時代から親しんだ題材だったが、有名なものはやはり、彼が理想の地とした南仏アルルで描いたものだろう。ゴッホは南仏の光の中にアルルの跳ね橋を何枚も描いたが、同展で展示されるのは、この跳ね橋シリーズの最後の作品。画面の大半を占める空と運河のブルーが爽やかな同作は、栃木県では初公開だ。
このゴッホに大きな影響を与えたのが、印象派の作品だった。《跳ね橋》が描かれる2年前、1886年2月、祖国オランダからフランスのパリにやってきたゴッホの画面は、印象派ほか、本場の前衛美術家たちの影響を受け、次第に明るく、鮮やかになっていった。

同展では、ルノワール、モネ、セザンヌ、カイユボット、ピサロら、印象派展で活躍した画家たちの優品を紹介する。身近で同時代的なモチーフを、うつろう光の中にとらえた印象派の奥深さを、実感することができるだろう。

その他、印象派を準備したバルビゾン派や、印象派を乗り越えて新たなスタイルを確立したゴーガンやナビ派、マティスらフォーヴィスムの作品も紹介する。フランス美術の名作を家族で鑑賞できるように、同展の小・中学生の入場料は無料。親子で楽しめる鑑賞ガイドを配布するなど、子どもたちの美術館デビューにもってこいの展覧会となっている。
<開催情報>
『宇都宮美術館開館30周年・市制施行130周年記念 ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち ヴァルラフ=リヒャルツ美術館所蔵』
会期:2026年4月19日(日)〜6月21日(日)
会場:宇都宮美術館
時間:9:30~17:00 (※入館は~16:30)
休館日:月曜、4月30日(木)、5月7日(木)(※ただし5月4日(月・祝)は開館)
料金:一般 1,200円、大・高校生 1,000円
公式サイト:
https://u-moa.jp/
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